フィリピンの通信大手グローブ・テレコムは７日、通信塔を追加売却すると発表した。447基を通信塔運営会社ユニティ・デジタル・インフラストラクチャーに54億ペソ（約132億円）で売却し、リースバック契約を結ぶ。
売却するのは北部ルソン島に構える通信塔で、84％が地上型、16％が屋上型となる。取引は数段階に分けて実施し、第１弾の手続きは７～９月の完了を見込む。
ユニティ・デジタル・インフラストラクチャーは、財閥アボイティス・グループのインフラ子会社アボイティス・インフラ・キャピタル（ＡＩＣ）とスイスの投資ファンド、パートナーズ・グループが2021年に設立した合弁会社。同社から通信塔をリースバックする契約の期間は15年となる。
グローブは資産の見直しと通信網を拡充するため、既存の通信塔を売却し、調達した資金で新たな通信塔を建設する戦略を進めている。これまでに7,059基を売却した。

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売却するのは北部ルソン島に構える通信塔で、84％が地上型、16％が屋上型となる。取引は数段階に分けて実施し、第１弾の手続きは７～９月の完了を見込む。

ユニティ・デジタル・インフラストラクチャーは、財閥アボイティス・グループのインフラ子会社アボイティス・インフラ・キャピタル（ＡＩＣ）とスイスの投資ファンド、パートナーズ・グループが2021年に設立した合弁会社。同社から通信塔をリースバックする契約の期間は15年となる。

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