香港大学香港経済・ビジネス戦略研究所（ＨＩＥＢＳ）は10日発表した香港経済見通しで、2024年第１四半期（１～３月）の実質域内総生産（ＧＤＰ）が前年同期比2.1％増加すると予測した。高金利環境が続く中で世界的に消費や投資が低迷することを織り込み、23年第４四半期（10～12月）の推計値4.5％から鈍化するとの見方を示した。
第１四半期の民間最終消費支出は1.9％増えると見込んだ。不振が続いていた財貨（モノ）輸出は5.5％増と、増加に転じると予想した。域内総固定資産形成（固定資産投資）は0.4％減少するとみている。
失業率は2.9％と、第４四半期（推計2.9％）から横ばいの予想。
24年通年の実質ＧＤＰは、前年比で1.9～2.7％増加すると見込んだ。

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第１四半期の民間最終消費支出は1.9％増えると見込んだ。不振が続いていた財貨（モノ）輸出は5.5％増と、増加に転じると予想した。域内総固定資産形成（固定資産投資）は0.4％減少するとみている。

失業率は2.9％と、第４四半期（推計2.9％）から横ばいの予想。

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