韓国ソウル市の中心に位置する竜山区一帯を世界的なビジネス中心地とするための竜山国際業務地区開発が本格化する。49.5万平方メートルを都市開発区域に指定して2025年に着工し、30年から入居を開始する計画だ。
韓国国土交通省は11月28日、ソウル市や韓国鉄道公社、ソウル住宅都市公社と同地区の開発で協力するための共同協約書を交わし、開発計画を発表した。国際業務地区一帯には、◇公演場と造形物◇超高層ビル◇歩行橋——など5つのランドマークを造成。市内を流れる漢江—国際業務地区—竜山駅—竜山公園をつなぐ歩道も設置する。
国際業務地区を都市開発区域に指定することで、民間事業者が自由に開発できるように誘導する方針だ。海外企業の開発も誘致したい考え。
また、国際業務地区(6,000戸)と周辺地域(7,000戸)では計1万3,000戸の住宅を供給する計画だ。
政府やソウル市などは同地区のブランド名を「竜山ソウルコア」として、竜山をアジア・太平洋地域のビジネス拠点として育成していく構えだ。
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