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中国入国者の集中隔離日数(14日→7日)、在宅健康モニタニング日数(7日→3日)の短縮決定

6月27日付で、国務院の新型コロナウィルス肺炎疫情聯防聯控機制総合チームより『新型コロナウィルス肺炎防止方案(第九版)の交付に関する通知(聯防聯控機制総発[2022]71号)』が公布されました。

第九版方案は、入国者に対して、集中隔離日数を14日から7日に、在宅健康モニタニングの日数を7日から3日に短縮することを明確にしました。

上海市と広州市の政府ホットラインにヒアリングしたところ、国務院が全国の関連部署宛に出した通知であり、近いうちに、各地方政府からも実施細則が公布されるということです。

第九版方案は、オミクロンの特性によって防疫措置を改定し、入国者の隔離期間を短縮させるほか、濃厚接触者、国内移動者、防疫関係者などの隔離期間、PCR検査の基準が統一され、多数の防疫措置が緩和されました。主な変更点は以下の通りです。

 

1.隔離期間・方法の最適化と調整

1)濃厚接触者、入国者の隔離管理期間を「14日間集中隔離医療観察+7日間在宅健康モニタリング」から「7日間集中隔離医療観察+3日間在宅健康モニタリング」に調整する。

2)PCR検査については、「集中隔離医療観察の1、4、7、14日目に行うPCR検査は、鼻咽頭綿棒の採取方式で、隔離解除前に二重の採取とダブル検査を行う」から「集中隔離医療観察の1、2、3、5、7日目及び在宅健康モニタリング3日目に行うPCR検査は、口咽頭綿棒で採取する」に調整される。集中隔離医療観察を解除する前の二重検査は不要となる。

3)濃厚接触者と濃厚に接触をした人(二次接触者)の隔離期間は、「7日間の集中隔離医療観察」から「7日間の在宅隔離医療観察」に調整される。1、4、7日目にPCR検査を行う。

 

2.封鎖・コントロールのリスク区域と中・高リスク区域の基準統一、新たなリスク管理スキームの形成

1)高リスク区域は「家から出ない、ドアツードアサービス」を実施する。

7日間連続で新規感染者が出ない場合、中リスク区域に調整され、中リスク区域として3日連続で新規感染者が出ない場合、低リスク区域に調整される。

他の地域から来る、過去7日間に高リスク区域の居住歴を有する者に対して、7日間の集中隔離医療観察措置をとる。

2)中リスク区域は「コミュニティから出ない。時間をずれて荷物を取る」を実施する。

7日連続で新規感染者が出ない場合、低リスク区域に変更する。

他の地域から来る、過去7日間に中リスク地域の居住歴を有する者に対して、7日間の在宅医療観察措置をとる。

3)低リスク区域は、中・高リスク区域が所在する県(市、地区、旗)の他の地域を指し、「個人保護、集合回避」を実施する。

他の地域から来る、過去7日間に低リスク区域の居住歴を有する者に対して、3日以内に2回のPCR検査を要求する。

 

3.防疫関係者の検査頻度の強化

高リスク業界の従業者に対する核酸検査の頻度を調整する。入国する人員、物品、環境に直接接触する人員の核酸検査を1日1回に調整し、密集して人と頻繁に接触し、移動の多い従業員については週2回に調整する。

疫病の流行観測の補完手段として、抗原検査を増やす。これは、一次医療機関で疑いのある患者、中・高リスク地域の人々などに対して追加することができる。

 

4.各都市のPCR検出戦略の最適化

都市の人口規模・感染リスクなどの要素にもとづき決定した等級と分類によって、PCR検査の範囲と頻度を決める。

 

国家衛生健康委員会のホームページに掲載されている原文http://www.nhc.gov.cn/jkj/s3577/202206/de224e7784fe4007b7189c1f1c9d5e85.shtml

解読の原文
http://www.nhc.gov.cn/jkj/s3577/202206/b3dab9197a4e440f91f5573de1d26cc7.shtml

執筆日:2022年6月28日

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第九版方案は、入国者に対して、集中隔離日数を14日から7日に、在宅健康モニタニングの日数を7日から3日に短縮することを明確にしました。

上海市と広州市の政府ホットラインにヒアリングしたところ、国務院が全国の関連部署宛に出した通知であり、近いうちに、各地方政府からも実施細則が公布されるということです。

第九版方案は、オミクロンの特性によって防疫措置を改定し、入国者の隔離期間を短縮させるほか、濃厚接触者、国内移動者、防疫関係者などの隔離期間、PCR検査の基準が統一され、多数の防疫措置が緩和されました。主な変更点は以下の通りです。

 

1.隔離期間・方法の最適化と調整

1)濃厚接触者、入国者の隔離管理期間を「14日間集中隔離医療観察+7日間在宅健康モニタリング」から「7日間集中隔離医療観察+3日間在宅健康モニタリング」に調整する。 2)PCR検査については、「集中隔離医療観察の1、4、7、14日目に行うPCR検査は、鼻咽頭綿棒の採取方式で、隔離解除前に二重の採取とダブル検査を行う」から「集中隔離医療観察の1、2、3、5、7日目及び在宅健康モニタリング3日目に行うPCR検査は、口咽頭綿棒で採取する」に調整される。集中隔離医療観察を解除する前の二重検査は不要となる。 3)濃厚接触者と濃厚に接触をした人(二次接触者)の隔離期間は、「7日間の集中隔離医療観察」から「7日間の在宅隔離医療観察」に調整される。1、4、7日目にPCR検査を行う。  

2.封鎖・コントロールのリスク区域と中・高リスク区域の基準統一、新たなリスク管理スキームの形成

1)高リスク区域は「家から出ない、ドアツードアサービス」を実施する。 7日間連続で新規感染者が出ない場合、中リスク区域に調整され、中リスク区域として3日連続で新規感染者が出ない場合、低リスク区域に調整される。 他の地域から来る、過去7日間に高リスク区域の居住歴を有する者に対して、7日間の集中隔離医療観察措置をとる。 2)中リスク区域は「コミュニティから出ない。時間をずれて荷物を取る」を実施する。 7日連続で新規感染者が出ない場合、低リスク区域に変更する。 他の地域から来る、過去7日間に中リスク地域の居住歴を有する者に対して、7日間の在宅医療観察措置をとる。 3)低リスク区域は、中・高リスク区域が所在する県(市、地区、旗)の他の地域を指し、「個人保護、集合回避」を実施する。 他の地域から来る、過去7日間に低リスク区域の居住歴を有する者に対して、3日以内に2回のPCR検査を要求する。  

3.防疫関係者の検査頻度の強化

高リスク業界の従業者に対する核酸検査の頻度を調整する。入国する人員、物品、環境に直接接触する人員の核酸検査を1日1回に調整し、密集して人と頻繁に接触し、移動の多い従業員については週2回に調整する。 疫病の流行観測の補完手段として、抗原検査を増やす。これは、一次医療機関で疑いのある患者、中・高リスク地域の人々などに対して追加することができる。  

4.各都市のPCR検出戦略の最適化

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