米ボーイングは10日、旅客機を貨物機に改造するラインをインドの南部ハイデラバードに設置すると発表した。機体メンテナンスなどを手がけるインドのＧＭＲエアロ・テクニックと協力して設置する。世界的に急増する航空貨物の需要を取り込む。
ボーイングによると、インドの航空貨物需要は当面の間、製造業と電子商取引（ＥＣ）の発展に伴い、年平均成長率6.3％で推移する見通し。改造機を含め、75機超の貨物機が必要になるとみている。ＧＭＲエアロ・テクニックはボーイングにとってインド初のサプライヤー。
発表資料を通じ、ボーイング・インディアのサリル・グプテ社長は「ＧＭＲエアロ・テクニックとの協力は、インドの航空貨物需要の成長を支えるだろう」と言及。ＧＭＲエアロ・テクニックのアショク・ゴピナート最高経営責任者（ＣＥＯ）も「今回を契機に、世界最高水準のＭＲＯ（整備・修理・オーバーホール）を提供できる当社の能力を再確認した」とコメントした。

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発表資料を通じ、ボーイング・インディアのサリル・グプテ社長は「ＧＭＲエアロ・テクニックとの協力は、インドの航空貨物需要の成長を支えるだろう」と言及。ＧＭＲエアロ・テクニックのアショク・ゴピナート最高経営責任者（ＣＥＯ）も「今回を契機に、世界最高水準のＭＲＯ（整備・修理・オーバーホール）を提供できる当社の能力を再確認した」とコメントした。"
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