子どものころからきしめん文化で育ったせいか、幅が広く薄い麺に親しみがある。広州に来てやみつきになったのも平たい麺の「河粉(ホーフェン)」だ。原料が米粉の麺であっさりとしたスープに入れて食べるのがお気に入り。もちもちとした食感に魅了され、近所の店によく通っている。
一説によると、河粉は現在の広州市沙河で生まれたため、河粉と呼ばれるようになったそう。広東省から中国各地、東南アジアへと広がっていった。この説で言えば、ベトナムのフォーやタイのクイッティアオなども河粉系列の麺だろう。
振り返れば中国各地でさまざまな麺料理に出会った。北京のジャージャー麺、山西の刀削面、四川の担々麺、蘭州拉麺、柳州の螺シ粉(シ=虫へんに師)、吉林の延吉冷麺、武漢の熱乾麺……。知らない麺もまだまだあるだろう。中国の麺料理から探る中国文化史、実に興味深い。(優)
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