制御・計測機器メーカーのアズビルは10日、マレーシア工科大学（ＵＴＭ）と産学連携を含めた包括的な協働関係強化について覚書を締結したと発表した。
覚書は、５月28日に首都クアラルンプールにある工科大学のキャンパスで調印した。アズビルは2019年、同キャンパスにあるマレーシア日本国際工科院（ＭＪＩＩＴ）の卒業生を採用し、23年からインターンシップを受け入れている。採用した卒業生は現在、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）の省エネ制御プロジェクトなど第一線で活躍しているという。
また、両者は日本の経済産業省が主導するＡＳＥＡＮ域内の脱炭素化を実現するための官民イニシアチブでも、学生への省エネ教育と省エネ調査ツールの開発を行うなど協働している。
アズビルは今後、工科大学との連携をさらに強化し、両者の強みを生かした研究開発や知識・人材交流などを通じて、地球規模のさまざまな課題に対応する人材を育成することができるとしている。

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制御・計測機器メーカーのアズビルは10日、マレーシア工科大学（ＵＴＭ）と産学連携を含めた包括的な協働関係強化について覚書を締結したと発表した。

覚書は、５月28日に首都クアラルンプールにある工科大学のキャンパスで調印した。アズビルは2019年、同キャンパスにあるマレーシア日本国際工科院（ＭＪＩＩＴ）の卒業生を採用し、23年からインターンシップを受け入れている。採用した卒業生は現在、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）の省エネ制御プロジェクトなど第一線で活躍しているという。

また、両者は日本の経済産業省が主導するＡＳＥＡＮ域内の脱炭素化を実現するための官民イニシアチブでも、学生への省エネ教育と省エネ調査ツールの開発を行うなど協働している。

アズビルは今後、工科大学との連携をさらに強化し、両者の強みを生かした研究開発や知識・人材交流などを通じて、地球規模のさまざまな課題に対応する人材を育成することができるとしている。"
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