インドの格付け会社ICRAは7日、2024/25年度(24年4月~25年3月)の国内の乗用車販売台数が本年度見込み比3~6%増加するとの予測を示した。本年度見通しの6~9%の成長率から鈍化するとみている。
本年度の販売台数は、前年度比6~9%増の420万台と過去最高を更新する見通し。乗用車需要は来年度も引き続き堅調なものの、本年度の高成長の反動や、過去数年間のけん引役だった買い替え需要が一服するため、成長率は減速するとの見方を示した。
セグメント別では、消費者の好みの変化と新モデルの増加でユーティリティー・ビークル(UV)の販売が伸び、自動車市場におけるシェアが拡大する見通し。エントリーモデルは低調だが、圧縮天然ガス(CNG)仕様車や電気自動車(EV)といった代替燃料車は、新モデルの投入や販売拠点の拡大で堅調に伸びると予測した。
また相手先ブランドによる生産(OEM)の設備投資は引き続き増加し、向こう数年間は年2,000億~2,500億ルピー(約3,580億~4,470億円)で推移すると見込む。
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本年度の販売台数は、前年度比6~9%増の420万台と過去最高を更新する見通し。乗用車需要は来年度も引き続き堅調なものの、本年度の高成長の反動や、過去数年間のけん引役だった買い替え需要が一服するため、成長率は減速するとの見方を示した。
セグメント別では、消費者の好みの変化と新モデルの増加でユーティリティー・ビークル(UV)の販売が伸び、自動車市場におけるシェアが拡大する見通し。エントリーモデルは低調だが、圧縮天然ガス(CNG)仕様車や電気自動車(EV)といった代替燃料車は、新モデルの投入や販売拠点の拡大で堅調に伸びると予測した。
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