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国王や首相、安倍元首相死去で追悼の意

安倍晋三元首相が8日、奈良県で演説中に銃撃され死亡したことを受けて、マレーシアの要人らは追悼の意を表した。安倍氏は今年3月にマレーシアを訪問したばかりで、突然の訃報に国内でも衝撃と悲しみが広がっている。

マレーシア国際イスラム大学(IIUM)で「ルックイースト(東方)政策」導入40周年の記念講演をする安倍氏=3月12日、クアラルンプール(NNA撮影)

アブドラ国王とアジザ王妃は8日、公式フェイスブックページに、アブドラ国王が2019年10月に当時首相だった安倍氏と日本で会談した際の写真とともに追悼メッセージを投稿。今年3月に安倍氏が岸田文雄首相の特使としてマレーシアを訪問した際のことを振り返り、「(安倍氏の死は)日本および日本国民にとって多大な損失だ」と述べ、追悼した。
トルコを訪問中だったイスマイルサブリ・ヤーコブ首相も8日、ツイッターに追悼の動画とメッセージを投稿。「安倍氏の死去の知らせに深い悲しみに暮れている。マレーシア政府とマレーシア国民を代表して、日本政府と日本国民に追悼の意を表する」と述べた。
マレーシアのサイフディン・アブドラ外相も同日、追悼メッセージを発表。「安倍氏はマレーシアを計3回訪問し、日本とマレーシアの2国間関係の前進と多様化において重要な役割を果たしたとともに、マレーシアの『ルックイースト(東方)政策』に大きく貢献した」と功績を振り返った。
岸田首相の特使として今年3月10~13日にマレーシアを訪問した安倍氏は、アブドラ国王、アジザ王妃に謁見(えっけん)したほか、イスマイルサブリ首相と会談。マレーシア国際イスラム大学(IIUM)で政治経済学の名誉博士号を授与され、東方政策40周年の記念講演を行った。
■日本大使館で弔問記帳受け付け
高橋克彦駐マレーシア日本大使は9日、自身のツイッターに大使公邸に掲げられた半旗の写真を投稿し、マレーシア政府やマレーシア国民からの追悼メッセージに謝意を示した。
在マレーシア日本大使館では、12~13日に弔問記帳を受け付ける。受け付け時間は、12日が午後2~4時、13日が午前10時~午後4時。大使館敷地内に利用可能な駐車場はないとし、訪問者に理解と協力を求めている。

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トルコを訪問中だったイスマイルサブリ・ヤーコブ首相も8日、ツイッターに追悼の動画とメッセージを投稿。「安倍氏の死去の知らせに深い悲しみに暮れている。マレーシア政府とマレーシア国民を代表して、日本政府と日本国民に追悼の意を表する」と述べた。
マレーシアのサイフディン・アブドラ外相も同日、追悼メッセージを発表。「安倍氏はマレーシアを計3回訪問し、日本とマレーシアの2国間関係の前進と多様化において重要な役割を果たしたとともに、マレーシアの『ルックイースト(東方)政策』に大きく貢献した」と功績を振り返った。
岸田首相の特使として今年3月10~13日にマレーシアを訪問した安倍氏は、アブドラ国王、アジザ王妃に謁見(えっけん)したほか、イスマイルサブリ首相と会談。マレーシア国際イスラム大学(IIUM)で政治経済学の名誉博士号を授与され、東方政策40周年の記念講演を行った。
■日本大使館で弔問記帳受け付け
高橋克彦駐マレーシア日本大使は9日、自身のツイッターに大使公邸に掲げられた半旗の写真を投稿し、マレーシア政府やマレーシア国民からの追悼メッセージに謝意を示した。
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