インドは米国と中国に次ぐ世界３位のスタートアップ大国といわれる。インド政府の６月末の発表によると、国内には約７万3,000社のスタートアップが登録されている。うち48％はデリーやムンバイ、コルカタ、ベンガルール（バンガロール）といった大都市に拠点を置き、残りは大都市以外に所在地がある。言い換えればスタートアップの半数近くが小さな町で生まれているのだ。
最近のインドは、手ごろな価格でいつでもインターネットに接続できるインフラが全土に拡大し、多くの点で小都市と大都市の差がなくなった。そのおかげで小都市に住む起業家は都会へ出ることなく会社を立ち上げるようになった。
米グーグルは同社の知見をもとに、新興企業が課題を解決する際に必要なカリキュラムを作り、小都市で活動する１万社のスタートアップを支援する方針という。（虎）

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