日揮ホールディングス（ＨＤ）は８月31日、ＡＧＣのタイ子会社、ＡＧＣビニタイから塩化ビニールモノマー（ＶＣＭ）とポリ塩化ビニール（ＰＶＣ）の生産能力増強プロジェクトを受注したと発表した。受注額は非公表だが600億円弱とみられる。
日揮ＨＤ傘下の日揮グローバル（横浜市西区）がタイ企業のＧＣメンテナンス＆エンジニアリング（ＧＣＭＥ）とコンソーシアム（企業連合）を組んで受注した。ＡＧＣビニタイは現在、東部ラヨーン県マブタプット工業団地でＶＣＭは40万トン、ＰＶＣは30万トンの生産能力を持つ。日揮グローバルはそれぞれ年産40万トンの生産設備を増設する。ＧＣＭＥは付帯設備に関する設計・調達・建設（ＥＰＣ）業務を担う。2025年の完成を目指す。
ＰＶＣとその中間原料のＶＣＭは上下水道などの都市インフラ整備や工業製品に使われ、東南アジアで需要が拡大している。

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日揮ＨＤ傘下の日揮グローバル（横浜市西区）がタイ企業のＧＣメンテナンス＆エンジニアリング（ＧＣＭＥ）とコンソーシアム（企業連合）を組んで受注した。ＡＧＣビニタイは現在、東部ラヨーン県マブタプット工業団地でＶＣＭは40万トン、ＰＶＣは30万トンの生産能力を持つ。日揮グローバルはそれぞれ年産40万トンの生産設備を増設する。ＧＣＭＥは付帯設備に関する設計・調達・建設（ＥＰＣ）業務を担う。2025年の完成を目指す。

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