フィリピンの投資持ち株会社アバコア・キャピタル・ホールディングスは19日、南部ミンダナオ地方の南スリガオ州に所有する石炭鉱区で、半年以内に商業運営を始めると発表した。
石炭子会社アバカス・コール・エクスプロレーション・デベロップメント(アバコール)が、鉱業オリエンタル・ビジョン・マイニング・フィリピン(ORVI)との事業契約を、現在の石炭探査・開発から炭鉱運営に拡大した。
アバコールが南スリガオ州のタゴとマリハタグに所有する石炭鉱区のうち、オリエンタルが第84~86鉱区を開発する。第85鉱区は半年以内、第84、86両鉱区は1年以内に商業運営を開始する。
オリエンタル側は、石炭販売額の8%と、探査中に見つかった他の鉱物の販売額の5%を権利使用料としてアバコールに支払う。既に1,000万ペソ(約2,448万円)を前払いしており、将来の支払いから差し引く。
アバコアのラウル・デ・メサ社長兼最高経営責任者(CEO)は「世界市場で石炭価格が高騰しており、本事業により増収増益と財務強化が可能になる」と説明した。
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オリエンタル側は、石炭販売額の8%と、探査中に見つかった他の鉱物の販売額の5%を権利使用料としてアバコールに支払う。既に1,000万ペソ(約2,448万円)を前払いしており、将来の支払いから差し引く。
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