シンガポール金融最大手ＤＢＳグループ・ホールディングスのピユシュ・グプタ最高経営責任者（ＣＥＯ）が2022年に受け取った報酬は、前年比13％増の1,538万Ｓドル（約15億5,300万円）だった。物価高騰など厳しい環境ながらも過去最高の純利益を出すなど、業績の改善に伴い報酬が増加した。９日に公表した年次報告書で明らかになった。
ＣＥＯの報酬のうち、基本報酬は前年比25％増の150万Ｓドル。株式などの繰り延べ報酬が13％増の803万5,000Ｓドル、賞与が12％増の576万5,000Ｓドルとなった。その他は７％増の８万Ｓドルだった。
ＤＢＳの22年12月期連結決算では、純利益が前期比20％増の81億9,300万Ｓドルと過去最高を記録。株主資本利益率（ＲＯＥ）は15％と、過去の記録を大きく上回る結果となった。

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ＣＥＯの報酬のうち、基本報酬は前年比25％増の150万Ｓドル。株式などの繰り延べ報酬が13％増の803万5,000Ｓドル、賞与が12％増の576万5,000Ｓドルとなった。その他は７％増の８万Ｓドルだった。

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