2022年にベトナムから日本に輸出された農水産物のうち、ベトナムに返送された件数は90件に上り、18年の54件から大幅に増えている。主な原因は、残留農薬や食品安全など品質に関する違反とされる。19日付トイチェー電子版が報じた。
同日に開かれたベトナムと日本や韓国との貿易関係促進をテーマとするワークショップで、商工省アジア・アフリカ市場局のドー・クオック・フン次長が明らかにした。フン氏によると、日本の輸入基準は近年厳しくなっているという。農水産物にとどまらず、繊維・衣類は丈夫さやデザインに加え、環境基準への対応も求められている。
フン氏は、ベトナム企業は市場の需要やマーケティング方法、競争相手などに関する情報が不足している上、効率的な流通ルートを開拓できていないなど、輸出に十分な力を発揮できていないと指摘。その一方で、こうした課題を克服できれば、日本は成長の余地が大きい輸出市場になると強調した。

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同日に開かれたベトナムと日本や韓国との貿易関係促進をテーマとするワークショップで、商工省アジア・アフリカ市場局のドー・クオック・フン次長が明らかにした。フン氏によると、日本の輸入基準は近年厳しくなっているという。農水産物にとどまらず、繊維・衣類は丈夫さやデザインに加え、環境基準への対応も求められている。

フン氏は、ベトナム企業は市場の需要やマーケティング方法、競争相手などに関する情報が不足している上、効率的な流通ルートを開拓できていないなど、輸出に十分な力を発揮できていないと指摘。その一方で、こうした課題を克服できれば、日本は成長の余地が大きい輸出市場になると強調した。"
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