こんにちは。香港歴3年目になりました、jobwire編集室のSです。
私が香港に移住すると決めた時に、仕事以外で最初に気になったのが、「向こうでいい病院見つかるかな。。」でした。
新しい病院を探して、気に入ったお医者さんを見つけるのって結構ストレスですよね。しかもそれが海外だったら尚更のこと。
当時私は4ヶ月の赤ちゃんを連れての移住だったので、特に現地の病院に対して不安感がありました。自分が長年通っていた日本の病院と同じレベルの治療が受けられるのか!?と半信半疑だったのを覚えています。
結論から言うと、香港の医療レベルは日本と同じくらい、時には日本より高かったです。
こちらはハッピーバレーにある、サナトリウム病院。この近未来的なビル全体が病院なんです。
香港にはまだ日本ではあまり入ってきていない検査等受けられたり、出産に関しても患者側が希望を出せるオプションが沢山あります。
実際私は香港に来てから、今まで日本ではわからなかった自分の遺伝の持病を知ることができました。
重病ではないので何も心配はいらないのですが、この持病は人種的に日本人では少ない為、日本では検査が一般的に行われていないそうです。香港は様々な人種が住んでいる為、検査の種類も沢山あるのだと思います。
そこで今回は香港の病院の種類、そしてオススメの病院についてご紹介したいと思います。
病院の種類
1. 公立の病院
2. 私立の病院
3. 開業医のクリニック
この3種類に分かれます。
香港の医療レベル自体が高いので、この中のどの病院に行っても医療方法に関しては全く問題ありません。
では何が違うのか。メリットとデメリットを紹介します。
公立病院編
公立病院のメリットは、なんといっても「良心的な価格」です。
香港に住んでいて「香港ID」を持っていると、
-初診 135HKD (約1800円)
-普通の内診 50HKD (約700円)
-緊急の処置も180HKD 等 (約2500円)
とかなりお財布に優しい価格です。(2017年現在)
日本の3割負担とほぼ同じくらいでしょうか。
また、驚いたのが、公立病院だと出産費用も450HKD (約7000円)ほどで、PASMOのようなオクトパスと呼ばれるカードでの清算です。
公立も私立も医者のレベルは変わらないとのこと。むしろ、公立病院しか幼児のICUが無い為、私立病院で生まれた赤ちゃんでも問題があれば、公立病院に運ばれて来るとのこと。
ただ、デメリットとしては
「待ち時間の長さ」
予約が取れないので、朝行って、やっと見てもらえたのが午後1時なんてこともありました。よほど時間に余裕がある時でないと、予定がよめないのでリスキーではあります。
また、出産に関して言うと、大部屋しかなかったり、ご飯が美味しくない(噂だと)計画帝王切開などはうけられない等、制限があります。
ですが、まあ、この価格なら納得せざるをえないかな。
私立病院、個人クリニック編
この二つの診察費はそこまでは変わりません。
どちらの場合もメリットとしては、やはりサービスの良さ。
院内も綺麗で、予約も取れるので待ち時間が少ない。様々な言語での診療サービスも整っていたりと、インターナショナルな香港ならではのサービスがあります。
私がよく行くのは、私立病院の「アドベンティスト病院」なのですが、日本語で予約したり、通訳が診察に立ち会ってくれる「さくらサービス」と言うものがあります。
海外で病気や怪我をした時に、難しい医療用語などをちゃんと日本語で教えてくれるのは、とても安心ですよね。
デメリットとしては診察費の高さです。
大体 診察費が800HKD〜1000HKD(約11200円〜15000円)
それに、薬代300〜400HKD (約4200円〜5600円)
さらに、なんか検査をしたら検査費用で3000〜10000HKDなんてざらです。(約42,300円〜150,000円)
先日娘が肺炎になり、レントゲンを撮ったところ、なんと7000HKD(約98000円)!
1分もかからず撮り終えた終わったレントゲン。。ボッタクリかと思いました・・
なので、香港では医療保険に入ることが必須です。
日本と違い、医療保険を提供していない企業もあるので、仕事を選ぶ時に福利厚生に含まれているのか、確認してみてください。
ご紹介したい病院
最後に私の独断ですが、実際通ってみて、いいなと思った病院を紹介します。
*香港島在住のため、香港島内の病院に限られてしまっていますが、あしからず。
香港アドベンティスト病院
サービス内容:総合病院
3561 8888(代表)
2835 0509(さくらサービス日本語ホットライン)
月 – 木09:00 – 18:00、金09:00 – 17:30、日09:00 – 17:00
診察のフォローアップ、予約、総合案内、問い合わせなど
住所:40, Stubbs Road Hong kong
DYMヘルスケア香港
サービス内容:内科・小児科・健康診断等
電話:2651 2121
【月・火・木・金曜】9:00〜13:00/15:00〜19:00
【水】9:00〜13:00
【土】9:00~13:00/14:00~18:00
日曜と祝祭日は休診日
住所: Kornhill Plaza Office Tower, Room 1302,13/F, 1 Kornhill Rd, Quarry Bay
日本人が多く住む太古地区にある日系クリニック。
MTRの「太古」駅から直結ですべて日本語で対応してくださるので診察も安心。
便利なロケーションと、日本レベルのサービス内容がおすすめのクリニック!
健康診断からインフルエンザの予防接種などにも利用しています。
Children at 818
サービス内容:小児科、内科、呼吸器科、皮膚科、アレルギー科、発達障害、成長障害、思春期外来
2526 6332 (代表)
6110 8073 (日本語)
住所:318, 3/F, Central Building, 1 Pedder Street, Central, Hong Kong MTR中環駅G出口から徒歩3分
香港ファミリークリニック
サービス内容:小児科(専門医)一般内科 皮膚科・外科・消化器科
Email: japan@familyclinic.asia
67376200(日本語対応可)
住所:
香港島: Room 1305, Melbourne Plaza, 33 Queen’s Road, Central
Room 901, Manning House, 48 Queen’s Road, Central(小児科専門医)
九龍島: Room 412, Pacific Centre, 28 Hankow Road, TST, Kowloon
香港ファミリークリニックは、内科医・小児科医が24時間対応にてご自宅への往診を行っているクリニックです。必要ならば、日本人の医療通訳の方が同行してくれます。
まとめ
海外に出て生活すると、いつも以上に健康状態にも気をつけないといけないですよね。
万が一何かあった時の為にも現地に渡ったら、自分の希望に合いそうな病院やクリニックを下調べしておくことをお勧めします。
みなさまの海外での生活がスムーズに進みますように!
—
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当時私は4ヶ月の赤ちゃんを連れての移住だったので、特に現地の病院に対して不安感がありました。自分が長年通っていた日本の病院と同じレベルの治療が受けられるのか!?と半信半疑だったのを覚えています。
結論から言うと、香港の医療レベルは日本と同じくらい、時には日本より高かったです。
こちらはハッピーバレーにある、サナトリウム病院。この近未来的なビル全体が病院なんです。
香港にはまだ日本ではあまり入ってきていない検査等受けられたり、出産に関しても患者側が希望を出せるオプションが沢山あります。
実際私は香港に来てから、今まで日本ではわからなかった自分の遺伝の持病を知ることができました。
重病ではないので何も心配はいらないのですが、この持病は人種的に日本人では少ない為、日本では検査が一般的に行われていないそうです。香港は様々な人種が住んでいる為、検査の種類も沢山あるのだと思います。
そこで今回は香港の病院の種類、そしてオススメの病院についてご紹介したいと思います。
病院の種類
1. 公立の病院
2. 私立の病院
3. 開業医のクリニック
この3種類に分かれます。
香港の医療レベル自体が高いので、この中のどの病院に行っても医療方法に関しては全く問題ありません。
では何が違うのか。メリットとデメリットを紹介します。
公立病院編
公立病院のメリットは、なんといっても「良心的な価格」です。
香港に住んでいて「香港ID」を持っていると、
-初診 135HKD (約1800円)
-普通の内診 50HKD (約700円)
-緊急の処置も180HKD 等 (約2500円)
とかなりお財布に優しい価格です。(2017年現在)
日本の3割負担とほぼ同じくらいでしょうか。
また、驚いたのが、公立病院だと出産費用も450HKD (約7000円)ほどで、PASMOのようなオクトパスと呼ばれるカードでの清算です。
公立も私立も医者のレベルは変わらないとのこと。むしろ、公立病院しか幼児のICUが無い為、私立病院で生まれた赤ちゃんでも問題があれば、公立病院に運ばれて来るとのこと。
ただ、デメリットとしては
「待ち時間の長さ」
予約が取れないので、朝行って、やっと見てもらえたのが午後1時なんてこともありました。よほど時間に余裕がある時でないと、予定がよめないのでリスキーではあります。
また、出産に関して言うと、大部屋しかなかったり、ご飯が美味しくない(噂だと)計画帝王切開などはうけられない等、制限があります。
ですが、まあ、この価格なら納得せざるをえないかな。
私立病院、個人クリニック編
この二つの診察費はそこまでは変わりません。
どちらの場合もメリットとしては、やはりサービスの良さ。
院内も綺麗で、予約も取れるので待ち時間が少ない。様々な言語での診療サービスも整っていたりと、インターナショナルな香港ならではのサービスがあります。
私がよく行くのは、私立病院の「アドベンティスト病院」なのですが、日本語で予約したり、通訳が診察に立ち会ってくれる「さくらサービス」と言うものがあります。
海外で病気や怪我をした時に、難しい医療用語などをちゃんと日本語で教えてくれるのは、とても安心ですよね。
デメリットとしては診察費の高さです。
大体 診察費が800HKD〜1000HKD(約11200円〜15000円)
それに、薬代300〜400HKD (約4200円〜5600円)
さらに、なんか検査をしたら検査費用で3000〜10000HKDなんてざらです。(約42,300円〜150,000円)
先日娘が肺炎になり、レントゲンを撮ったところ、なんと7000HKD(約98000円)!
1分もかからず撮り終えた終わったレントゲン。。ボッタクリかと思いました・・
なので、香港では医療保険に入ることが必須です。
日本と違い、医療保険を提供していない企業もあるので、仕事を選ぶ時に福利厚生に含まれているのか、確認してみてください。
ご紹介したい病院
最後に私の独断ですが、実際通ってみて、いいなと思った病院を紹介します。
*香港島在住のため、香港島内の病院に限られてしまっていますが、あしからず。
香港アドベンティスト病院
サービス内容:総合病院
3561 8888(代表)
2835 0509(さくらサービス日本語ホットライン)
月 - 木09:00 - 18:00、金09:00 - 17:30、日09:00 - 17:00
診察のフォローアップ、予約、総合案内、問い合わせなど
住所:40, Stubbs Road Hong kong
DYMヘルスケア香港
サービス内容:内科・小児科・健康診断等
電話:2651 2121
【月・火・木・金曜】9:00〜13:00/15:00〜19:00
【水】9:00〜13:00
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日曜と祝祭日は休診日
住所: Kornhill Plaza Office Tower, Room 1302,13/F, 1 Kornhill Rd, Quarry Bay
日本人が多く住む太古地区にある日系クリニック。
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便利なロケーションと、日本レベルのサービス内容がおすすめのクリニック!
健康診断からインフルエンザの予防接種などにも利用しています。
Children at 818
サービス内容:小児科、内科、呼吸器科、皮膚科、アレルギー科、発達障害、成長障害、思春期外来
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住所:318, 3/F, Central Building, 1 Pedder Street, Central, Hong Kong MTR中環駅G出口から徒歩3分
香港ファミリークリニック
サービス内容:小児科(専門医)一般内科 皮膚科・外科・消化器科
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香港島: Room 1305, Melbourne Plaza, 33 Queen’s Road, Central
Room 901, Manning House, 48 Queen’s Road, Central(小児科専門医)
九龍島: Room 412, Pacific Centre, 28 Hankow Road, TST, Kowloon
香港ファミリークリニックは、内科医・小児科医が24時間対応にてご自宅への往診を行っているクリニックです。必要ならば、日本人の医療通訳の方が同行してくれます。
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海外に出て生活すると、いつも以上に健康状態にも気をつけないといけないですよね。
万が一何かあった時の為にも現地に渡ったら、自分の希望に合いそうな病院やクリニックを下調べしておくことをお勧めします。
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