山西省統計局、国家統計局山西調査総隊が発表した同省の2022年１～９月の域内総生産（ＧＤＰ、速報値）は、前年同期比5.3％増の１兆8,026億3,500万元（約36兆4,000億円）だった。成長率は１～６月から0.1ポイント拡大した。
産業別では◇第１次産業：4.6％増の867億8,400万元◇第２次産業：7.7％増の9,221億4,700万元◇第３次産業：3.3％増の7,937億400万元——となった。
山西省の今年のＧＤＰ成長率を四半期ベースでみると、第１四半期（１～３月）は前年同期比6.5％、第２四半期（４～６月）は3.9％、第３四半期（７～９月）は5.4％と推移している。同省は、「経済は安定成長に向かっている」と説明した。
同省は22年の経済成長率目標を前年比6.5％前後に設定している。
■原料炭生産量は10.5％増加
鉱工業生産額（一定規模以上の企業対象、付加価値ベース）は9.7％増加。伸び幅は１～８月から0.6ポイント鈍化した。部門別では採鉱業が8.8％、製造業が10.9％、電力・熱・ガス・水の生産供給業が13.4％それぞれ増加した。９月の鉱工業生産額は前年同月比9.2％増加し、伸び幅は前月から横ばい。
同省の１～９月の原料炭生産量は10.5％増の９億7,791万トンだった。発電量は7.6％増の3,062億5,000万キロワット時。消費電力量は6.1％増の2,024億9,000万キロワット時で、うち工業向けが5.6％増の1,511億8,000万キロワット時だった。
固定資産投資は6.3％増加。伸び幅は１～６月から0.9ポイント拡大した。工業投資は15.4％、製造業投資は9.5％それぞれ増えた。一方、不動産開発投資は8.0％減少した。
輸出額は12.5％減、輸入額も26.7％減。
小売売上高は横ばいの5,629億3,000万元。商品小売りは0.4％減の5,052億元、飲食は3.3％増の577億3,000万元となった。
消費者物価指数（ＣＰＩ）は2.2％の上昇。工業品卸売物価指数（ＰＰＩ）は19.1％上昇した。
住民１人当たりの平均可処分所得は、都市部が6.1％増の２万9,406元、農村部が6.7％増の１万1,471元だった。

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山西省統計局、国家統計局山西調査総隊が発表した同省の2022年１～９月の域内総生産（ＧＤＰ、速報値）は、前年同期比5.3％増の１兆8,026億3,500万元（約36兆4,000億円）だった。成長率は１～６月から0.1ポイント拡大した。

産業別では◇第１次産業：4.6％増の867億8,400万元◇第２次産業：7.7％増の9,221億4,700万元◇第３次産業：3.3％増の7,937億400万元——となった。

山西省の今年のＧＤＰ成長率を四半期ベースでみると、第１四半期（１～３月）は前年同期比6.5％、第２四半期（４～６月）は3.9％、第３四半期（７～９月）は5.4％と推移している。同省は、「経済は安定成長に向かっている」と説明した。

同省は22年の経済成長率目標を前年比6.5％前後に設定している。

■原料炭生産量は10.5％増加

鉱工業生産額（一定規模以上の企業対象、付加価値ベース）は9.7％増加。伸び幅は１～８月から0.6ポイント鈍化した。部門別では採鉱業が8.8％、製造業が10.9％、電力・熱・ガス・水の生産供給業が13.4％それぞれ増加した。９月の鉱工業生産額は前年同月比9.2％増加し、伸び幅は前月から横ばい。

同省の１～９月の原料炭生産量は10.5％増の９億7,791万トンだった。発電量は7.6％増の3,062億5,000万キロワット時。消費電力量は6.1％増の2,024億9,000万キロワット時で、うち工業向けが5.6％増の1,511億8,000万キロワット時だった。

固定資産投資は6.3％増加。伸び幅は１～６月から0.9ポイント拡大した。工業投資は15.4％、製造業投資は9.5％それぞれ増えた。一方、不動産開発投資は8.0％減少した。

輸出額は12.5％減、輸入額も26.7％減。

小売売上高は横ばいの5,629億3,000万元。商品小売りは0.4％減の5,052億元、飲食は3.3％増の577億3,000万元となった。

消費者物価指数（ＣＰＩ）は2.2％の上昇。工業品卸売物価指数（ＰＰＩ）は19.1％上昇した。

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