インドネシア中央銀行は23日、前日から2日間にわたって開いた月例理事会(金融政策決定会合)の決定に基づき、政策金利の7日物リバースレポ金利を6.00%で据え置くと発表した。9カ月ぶりに利上げを実施した前月から据え置いた。
市場金利の実質的な下限である「翌日物預金ファシリティー金利(FASBI)」と市中銀行が中銀から資金を借り入れる際の「貸出ファシリティー金利」も、それぞれ5.25%、6.75%で維持した。
中銀は声明で、世界経済の先行き不透明感の高まりによる影響から通貨ルピアの安定性を維持し、輸入インフレの影響を緩和するための予防的措置を取るという一貫した方針に沿った決定だと説明した。
国内総生産(GDP)成長率については、2023年通年では4.5~5.3%、24年は消費者心理の改善や総選挙による影響などで、前年から加速するとの予測を示した。
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インドネシア情報
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