中国の厦門国際銀行は13日、シンガポールに駐在員事務所を開設すると発表した。中華圏以外に拠点を置くのは初めて。海外駐在員事務所の設置も初となる。
新事務所は子会社の厦門国際投資（ＸＩＩＬ）の傘下部門として設置。金融ハブであるシンガポールの地の利を生かし、東南アジアで投資機会やフィンテック（ＩＴを活用した金融サービス）業界などの市場調査や協業に関する情報収集を行う。将来的に越境金融プラットフォームの構築につなげたい考えだ。
厦門国際銀行は「新事務所の設立を通じて海外市場で存在感を高めることができる。最先端のデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）に触れる機会を増やすとともに、越境融資やグリーンファイナンス（環境金融）、サプライチェーン（供給網）金融などのサービスを拡充したい」と説明した。
同行は福建省厦門（アモイ）市に本店を置く。1985年に本土初の外資合弁行として発足し、2013年には外資合弁行から中国の商業銀行に組織転換した。香港とマカオに子会社を置いている。

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厦門国際銀行は「新事務所の設立を通じて海外市場で存在感を高めることができる。最先端のデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）に触れる機会を増やすとともに、越境融資やグリーンファイナンス（環境金融）、サプライチェーン（供給網）金融などのサービスを拡充したい」と説明した。

同行は福建省厦門（アモイ）市に本店を置く。1985年に本土初の外資合弁行として発足し、2013年には外資合弁行から中国の商業銀行に組織転換した。香港とマカオに子会社を置いている。"
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