インドネシアの国花の一つ、「ラフレシア・アルノルディイ」。当地でもボルネオ島などの特定の地域でしか目にできない希少な花が、ジャカルタ郊外の植物園で開花したと聞き、「ひと目見てみたい」と足を運んだ。
高まる気持ちを胸に、現地に赴くことができたのは開花から６日目。すでに花はしぼみ、想像していた鮮やかな赤ではなく、濃い茶色に変わってしまっていた。数カ月から数年かけて成長するが、咲いている期間はわずか。幻の花と呼ばれるゆえんだと納得する。今回の開花は、ラフレシアを原生地以外で育てようという2006年からの取り組みが実を結んだ。近くにいた係員は、４カ月後にまた別の花が咲く可能性があると教えてくれた。
ラフレシアの花言葉は、「夢うつつ」だそうだ。実際に花は見られずとも、その不思議な魅力にすっかり取りつかれてしまった。（純）

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高まる気持ちを胸に、現地に赴くことができたのは開花から６日目。すでに花はしぼみ、想像していた鮮やかな赤ではなく、濃い茶色に変わってしまっていた。数カ月から数年かけて成長するが、咲いている期間はわずか。幻の花と呼ばれるゆえんだと納得する。今回の開花は、ラフレシアを原生地以外で育てようという2006年からの取り組みが実を結んだ。近くにいた係員は、４カ月後にまた別の花が咲く可能性があると教えてくれた。

ラフレシアの花言葉は、「夢うつつ」だそうだ。実際に花は見られずとも、その不思議な魅力にすっかり取りつかれてしまった。（純）

[caption id="attachment_6518" align="aligncenter" width="620"]西ジャワ州ボゴールの植物園で開花したラフレシアについて解説する掲示版=17日（ＮＮＡ撮影）[/caption]"
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