フィリピン衣料品輸出業者連盟（ＣＯＮＷＥＰ）は12日、海外での需要減退に伴い、工場の一時閉鎖や従業員の解雇が進んでいることを明らかにした。需要が好転しなければ、さらに状況が悪化するとみている。ビジネスワールドなどが伝えた。
マリテス・アゴンシリヨ事務局長によると、現時点で連盟に加盟する企業の従業員全体の3.5％に相当する9,440人が一時帰休の状況にあるか解雇された。中部セブ州マクタン島の企業では約4,000人が解雇されたという。
アゴンシリヨ氏は、現在の厳しい状況が続けば、今後数カ月間で一段と人員整理が進み、最大で従業員の８～10％が対象になるとの見通しを示した。
衣料品需要は、物価高騰やサプライチェーン（供給網）の混乱、ウクライナ情勢の泥沼化などの影響で縮小している。最大の輸出先の米国でも個人消費が停滞し、業界を圧迫しているという。

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マリテス・アゴンシリヨ事務局長によると、現時点で連盟に加盟する企業の従業員全体の3.5％に相当する9,440人が一時帰休の状況にあるか解雇された。中部セブ州マクタン島の企業では約4,000人が解雇されたという。

アゴンシリヨ氏は、現在の厳しい状況が続けば、今後数カ月間で一段と人員整理が進み、最大で従業員の８～10％が対象になるとの見通しを示した。

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