フィリピンの通信大手グローブ・テレコムは９日、2023年の設備投資額を13億米ドル（約1,770億円）に設定したと発表した。今年に計画している最大19億米ドルから約30％減となる。
ドゥテルテ前政権下で通信関連の認可手続きが簡素化され、新型コロナウイルス禍でデータ通信の需要も急増した。グローブは商機とみて投資額を増やして対応に動いたが一段落したため、今後はペースを緩める。向こう数年間は既存の光回線と通信インフラ企業との連携を最大限に活用する方針を示している。
今年は９月末時点で家庭用光回線を約140万本整備したほか、基地局1,064カ所を新たに建設した。既存の基地局１万600カ所を高速通信仕様に切り替え、第５世代（５Ｇ）移動通信システム対応の設備も新たに1,887カ所に設けた。

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ドゥテルテ前政権下で通信関連の認可手続きが簡素化され、新型コロナウイルス禍でデータ通信の需要も急増した。グローブは商機とみて投資額を増やして対応に動いたが一段落したため、今後はペースを緩める。向こう数年間は既存の光回線と通信インフラ企業との連携を最大限に活用する方針を示している。

今年は９月末時点で家庭用光回線を約140万本整備したほか、基地局1,064カ所を新たに建設した。既存の基地局１万600カ所を高速通信仕様に切り替え、第５世代（５Ｇ）移動通信システム対応の設備も新たに1,887カ所に設けた。"
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