カンボジア国立銀行（中央銀行）によると、2022年12月末時点の外貨準備高は178億米ドル（約２兆3,200億円）だった。輸入代金の７カ月分に相当する額だった。プノンペン・ポスト（電子版）が23日伝えた。
中銀によると、外貨準備高は18年末時点が146億米ドル（輸入代金の6.9カ月分）、19年末が188億米ドル（同10.2カ月分）、20年末が213億米ドル（9.5カ月分）と推移。21年末時点は203億米ドルで、輸入代金の8.1カ月分に相当した。
カンボジア王立アカデミー（ＲＡＣ）の経済アナリスト、ホン・ワナック氏は、カンボジアの外貨準備高は過去10年ほどで倍増したと指摘。「国民の所得増などに伴う経済成長の表れだ」と述べた。
金融サービス会社カンボジア・インベストメント・マネジメントのアンソニー・ガリアノ最高経営責任者（ＣＥＯ）は、「カンボジアの外貨準備高は他の発展途上国より高い水準にあり、資金の流動性リスクを軽減する役割を果たしている」と語った。

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中銀によると、外貨準備高は18年末時点が146億米ドル（輸入代金の6.9カ月分）、19年末が188億米ドル（同10.2カ月分）、20年末が213億米ドル（9.5カ月分）と推移。21年末時点は203億米ドルで、輸入代金の8.1カ月分に相当した。

カンボジア王立アカデミー（ＲＡＣ）の経済アナリスト、ホン・ワナック氏は、カンボジアの外貨準備高は過去10年ほどで倍増したと指摘。「国民の所得増などに伴う経済成長の表れだ」と述べた。

金融サービス会社カンボジア・インベストメント・マネジメントのアンソニー・ガリアノ最高経営責任者（ＣＥＯ）は、「カンボジアの外貨準備高は他の発展途上国より高い水準にあり、資金の流動性リスクを軽減する役割を果たしている」と語った。"
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