中国社会科学院経済研究所はこのほどまとめた報告書で、中国の2023年の経済成長率が前年比5.0%前後になるとの見通しを示した。昨年12月の予測「5.1%前後」からはわずかに引き下げたが、22年の3.0%からは上向くとみている。23年は新型コロナウイルスによる中国経済への直接的な影響は目立って減り、新型コロナ後の全面回復に向けた過渡期に入るとの見方だ。
各四半期の前年同期比の成長率は1~3月が3.4%、4~6月が7.2%、7~9月が4.2%、10~12月が5.2%になると見通した。
23年は消費が徐々に回復する中で、固定資産投資のうちインフラ投資は伸びが鈍化し、製造業の投資もペースが落ちると指摘。不動産投資の鈍化も継続し、年間を通じた大幅な増加は難しいとの見方を示した。
輸出については、世界経済の成長鈍化と一部先進国の消費構造の変化による影響を受ける可能性があると分析。同時に、中国人の海外旅行が増えることでサービス貿易の赤字が拡大するとみている。
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