警備員の給与を引き下げようとした警備会社が、労働組合の介入で撤回を余儀なくされた(NTUC提供)
シンガポールで、ある警備会社が警備員300人を降格して給与を引き下げようとしたが、労働組合の介入で撤回を余儀なくされた。シンガポール最大の労働団体である全国労働組合会議(NTUC)が7日に明らかにした。
対象企業の名称は非公表だが、1,000人以上の警備員を雇っている。低所得層の給与を段階的に引き上げる制度「賃金改善モデル(PWM)」に沿って警備員の賃金が上がるのを避けるため、降格して給与を引き下げようとしたという。
警備員労組(USE)は組合員からの報告を受けて調査を開始。人材開発省の調停もあり、降格措置が撤回されたという。
賃金改善モデルでは、民間警備会社の一般警備員の月額賃金(残業代を除く)は最低1,650Sドル(約16万3,000円)で、職級が上がると最低額が上昇する仕組みになっている。最低額は今後も段階的に引き上げられることが決まっている。
object(WP_Post)#9816 (24) {
["ID"]=>
int(11691)
["post_author"]=>
string(1) "3"
["post_date"]=>
string(19) "2023-02-09 00:00:00"
["post_date_gmt"]=>
string(19) "2023-02-08 15:00:00"
["post_content"]=>
string(1577) "[caption id="attachment_11692" align="aligncenter" width="620"]警備員の給与を引き下げようとした警備会社が、労働組合の介入で撤回を余儀なくされた(NTUC提供)[/caption]
シンガポールで、ある警備会社が警備員300人を降格して給与を引き下げようとしたが、労働組合の介入で撤回を余儀なくされた。シンガポール最大の労働団体である全国労働組合会議(NTUC)が7日に明らかにした。
対象企業の名称は非公表だが、1,000人以上の警備員を雇っている。低所得層の給与を段階的に引き上げる制度「賃金改善モデル(PWM)」に沿って警備員の賃金が上がるのを避けるため、降格して給与を引き下げようとしたという。
警備員労組(USE)は組合員からの報告を受けて調査を開始。人材開発省の調停もあり、降格措置が撤回されたという。
賃金改善モデルでは、民間警備会社の一般警備員の月額賃金(残業代を除く)は最低1,650Sドル(約16万3,000円)で、職級が上がると最低額が上昇する仕組みになっている。最低額は今後も段階的に引き上げられることが決まっている。"
["post_title"]=>
string(54) "警備会社の降格賃下げ、労組介入で撤回"
["post_excerpt"]=>
string(0) ""
["post_status"]=>
string(7) "publish"
["comment_status"]=>
string(4) "open"
["ping_status"]=>
string(4) "open"
["post_password"]=>
string(0) ""
["post_name"]=>
string(162) "%e8%ad%a6%e5%82%99%e4%bc%9a%e7%a4%be%e3%81%ae%e9%99%8d%e6%a0%bc%e8%b3%83%e4%b8%8b%e3%81%92%e3%80%81%e5%8a%b4%e7%b5%84%e4%bb%8b%e5%85%a5%e3%81%a7%e6%92%a4%e5%9b%9e"
["to_ping"]=>
string(0) ""
["pinged"]=>
string(0) ""
["post_modified"]=>
string(19) "2023-02-09 04:00:08"
["post_modified_gmt"]=>
string(19) "2023-02-08 19:00:08"
["post_content_filtered"]=>
string(0) ""
["post_parent"]=>
int(0)
["guid"]=>
string(34) "https://nnaglobalnavi.com/?p=11691"
["menu_order"]=>
int(0)
["post_type"]=>
string(4) "post"
["post_mime_type"]=>
string(0) ""
["comment_count"]=>
string(1) "0"
["filter"]=>
string(3) "raw"
}
- 国・地域別
-
シンガポール情報
- 内容別
-
ビジネス全般人事労務