最近、「新卒」で「海外就職」を検討されている方からの相談を受けることが増えています。
実は、私も大学卒業後、新卒で海外に就職した経験があります。
それを踏まえてアドバイスさせていただくと、最初から海外就職に「仕事の選択肢」・「高待遇」・「高い給料」等を求めているのであれば、まずは新卒切符を使って日本の企業に就職し、経験を積んだ後海外で就職するのが一般的には一番の近道だと思います。
ですが、待遇やお金よりも「海外就職」に明確な動機があり、リスクを取ってでもやってみたいという方がいらっしゃったら是非、この記事を参考にしてチャレンジしてみてください。
新卒で海外就職をし、キャリアアップさせた方もいらっしゃるので、目標やプランの仕方により成功させるのも不可能ではありません!
*今回の「海外就職」は、「アジア就職」に絞って記事を書いています。
学生のアジア就職疑問TOP5
お問合せいただく中でもっとも多いのが下記4点です。
1.新卒でアジア就職は可能ですか?
2.アジア就職活動に優位になるスキル・資格はありますか?
3.新卒向けにはどのような求人がありますか?
4.日本で経験を積んでから転職する場合と、給料に差はありますか?
上記の疑問点と、もし悩みが被る方がいたらこの記事をぜひ参考にしてみてください。
新卒でアジア就職は可能です!
新卒でアジア就職は可能です。
ただ、ご存知の通りビザの規定が国によって違うので、まずは新卒でも受け入れOKな国を狙うことが一番確実です。
現在アジア諸国のビザ規定の中で新卒を受け入れているのが、「タイ」です。
卒業後すぐにアジアで働く志のある方は、まずタイの求人を攻めていくのが確実と言えるでしょう。
他の国はケースバイケースのところが多いです。
マレーシア、ベトナム、インドネシア等も職種や経験によってはビザが降りる場合もあるので、一概に不可能とは言い切れませんが、かなり稀なケースにはなるでしょう。
アジア就職に優位になるスキル・資格
語学
大学中に準備できることNo.1。それは語学です。
語学の勉強は、時間との戦いです。
時間が贅沢に使える学生時代は語学の勉強に適しています。
英語はもちろん、もし可能であれば、就職したい国のローカルの言語を日常会話レベル以上までに持っていければ現地での仕事のオプションも増えます。
英語だとTOEICは最低600点。
履歴書上で語学力をアピールしたいのであれば、目指すは800点以上でしょうか。
ただ、あくまでもTOEICは目安の判断材料です。
実際に英語が必要な人材を求めている企業が必要なのは「実践」で英語が使える人材。
テストの勉強だけでなく、会話、e-mailなどでの営業や交渉ができるくらいの語学力があれば完璧です。
アジアに拠点を持つ日系企業で多く求められている日本人人材は、日本の本社と現地スタッフの窓口やマネージメンとができる方。
ローカルの言語が少しでもできると、現地の方と仲良くなるきっかけにもなりますし、生活にも馴染みやすくなります。
一般的に企業が「尚可」(もしできれば大歓迎!)で挙げられているローカル言語の基準は「日常会話以上」のところが多いです。
まずは、日常会話ができることを目標に今からでも少しずつ進めてみてくださいね。
経験
最近はインターン生の受け入れをする企業が増えてきました。
学生のうちからぜひインターンを経験してください。
自分が就きたい業界・職種が既に決まっていれば尚良しですが、まだどの仕事に就きたいのかわからない方も多いと思います。
電話の取り方、応対方法、仕事の進め方等々。
海外の日系企業で働きたいと思っているのであれば、日本のビジネスマナーは必須です。
ぜひインターンを通してまずビジネスマナーを習得してみてください。
スキル・実績
パソコンのスキルは社会に出る前から磨くことができます。
基本は、「Word」と、「Excel」。そして余裕があれば「Power Point」も使えるようにしましょう。
私が新卒で海外就職を目指した時も、最初にしたことはパソコンの資格を取ることでした。
実務があれば、そのことを職務履歴書に書けますが、経験がない新卒のこと。
自分のスキルを証明するためには、資格しかない。と思い、「MOS(マイクロソフトスペシャリスト)」の資格を取りました。
簡単にいうとMicrosoftが認定するMicrosoftのソフトに関する国際資格です。
私が取得したのは、「Word」のエクスパートと、「Excel」の一般。
私が資格を取得した時代とはシステムが少し違っているみたいなので、詳しくMOSの試験について知りたいかたはコチラから。
短期間で勉強して取得できるものですし、また、海外就職とは別に考えてもオフィス系で働くには必要となってくるスキルなのでオススメです。
ウェブ関連の仕事を視野に入れているのであれば、自身でウェブサイト、ウェブアプリを開発、運営してみる。
何らかの形で自分の力を示す実績を作っておくことが大事です。
新卒向けにはどのような求人がありますか?
現在、アジアで唯一新卒の受け入れを認めているのは「タイ」とお伝えしました。
過去ブログでは、未経験・新卒でも働けるタイの求人について詳しくまとめています。
こちらの記事を読めば、「タイで多い求人の職種」「日系企業が求めている人材像」「具体的な就職のステップ」などがわかります!
ぜひご覧ください。
【プロが解説】未経験・新卒でも働けるタイの求人【5選のまとめ】
そして、現在jobwireではこちらの求人で新卒受け入れが可能です。
ぜひ、ご応募ください。
<新卒可>人材コンサルタント <タイ>
【新卒可】日系コンサルティングでコーディネーター <タイ>
アジア 海外就職の選考プロセスの時間やタイミングは、日本国内向け新卒の就職活動と異なります。
通常、1ヶ月〜3ヶ月以内で書類選考から移住までのプロセスになることも多いので、新卒でアジア海外就職をご検討されている方は、卒業の3ヶ月前あたりに現地の人材紹介エージェントや、企業にコンタクトを取ると良いでしょう。
日本で経験を積んでから転職する場合と、給料に差はありますか?
一般論で言うと差はあります。
海外の日系企業では、即戦力を必要としているので、未経験の新卒だと給料の交渉も難しい傾向にあります。
最低でも、2、3年日本で経験を積んだ後の方が給料のベースも高くなるでしょう。
ただ、海外はより実力主義が強い傾向にあるので、ご自身の能力・スキルによってはキャリアアップ、給料アップも日本より図りやすいです。
目標を持ち、仕事の成果を出せばより良い条件の企業への転職も可能ですし、またアジアマーケットのエクスパートになれば、今後転職をする際に、自分の強みとしてアピールすることができるでしょう。
もし、この記事を読んで海外就職に興味が出た方は、ぜひ無料相談までお気軽にお問い合わせください。
専任のカウンセラー全員が海外就職の経験済み。
海外就職のメリット、そしてデメリットも包み隠さずお伝えすることができます。
みなさんの海外就職を全力でサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご連絡くださいね。
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新卒で海外就職をし、キャリアアップさせた方もいらっしゃるので、目標やプランの仕方により成功させるのも不可能ではありません!
*今回の「海外就職」は、「アジア就職」に絞って記事を書いています。
学生のアジア就職疑問TOP5
お問合せいただく中でもっとも多いのが下記4点です。
1.新卒でアジア就職は可能ですか?
2.アジア就職活動に優位になるスキル・資格はありますか?
3.新卒向けにはどのような求人がありますか?
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上記の疑問点と、もし悩みが被る方がいたらこの記事をぜひ参考にしてみてください。
新卒でアジア就職は可能です!
新卒でアジア就職は可能です。
ただ、ご存知の通りビザの規定が国によって違うので、まずは新卒でも受け入れOKな国を狙うことが一番確実です。
現在アジア諸国のビザ規定の中で新卒を受け入れているのが、「タイ」です。
卒業後すぐにアジアで働く志のある方は、まずタイの求人を攻めていくのが確実と言えるでしょう。
他の国はケースバイケースのところが多いです。
マレーシア、ベトナム、インドネシア等も職種や経験によってはビザが降りる場合もあるので、一概に不可能とは言い切れませんが、かなり稀なケースにはなるでしょう。
アジア就職に優位になるスキル・資格
語学
大学中に準備できることNo.1。それは語学です。
語学の勉強は、時間との戦いです。
時間が贅沢に使える学生時代は語学の勉強に適しています。
英語はもちろん、もし可能であれば、就職したい国のローカルの言語を日常会話レベル以上までに持っていければ現地での仕事のオプションも増えます。
英語だとTOEICは最低600点。
履歴書上で語学力をアピールしたいのであれば、目指すは800点以上でしょうか。
ただ、あくまでもTOEICは目安の判断材料です。
実際に英語が必要な人材を求めている企業が必要なのは「実践」で英語が使える人材。
テストの勉強だけでなく、会話、e-mailなどでの営業や交渉ができるくらいの語学力があれば完璧です。
アジアに拠点を持つ日系企業で多く求められている日本人人材は、日本の本社と現地スタッフの窓口やマネージメンとができる方。
ローカルの言語が少しでもできると、現地の方と仲良くなるきっかけにもなりますし、生活にも馴染みやすくなります。
一般的に企業が「尚可」(もしできれば大歓迎!)で挙げられているローカル言語の基準は「日常会話以上」のところが多いです。
まずは、日常会話ができることを目標に今からでも少しずつ進めてみてくださいね。
経験
最近はインターン生の受け入れをする企業が増えてきました。
学生のうちからぜひインターンを経験してください。
自分が就きたい業界・職種が既に決まっていれば尚良しですが、まだどの仕事に就きたいのかわからない方も多いと思います。
電話の取り方、応対方法、仕事の進め方等々。
海外の日系企業で働きたいと思っているのであれば、日本のビジネスマナーは必須です。
ぜひインターンを通してまずビジネスマナーを習得してみてください。
スキル・実績
パソコンのスキルは社会に出る前から磨くことができます。
基本は、「Word」と、「Excel」。そして余裕があれば「Power Point」も使えるようにしましょう。
私が新卒で海外就職を目指した時も、最初にしたことはパソコンの資格を取ることでした。
実務があれば、そのことを職務履歴書に書けますが、経験がない新卒のこと。
自分のスキルを証明するためには、資格しかない。と思い、「MOS(マイクロソフトスペシャリスト)」の資格を取りました。
簡単にいうとMicrosoftが認定するMicrosoftのソフトに関する国際資格です。
私が取得したのは、「Word」のエクスパートと、「Excel」の一般。
私が資格を取得した時代とはシステムが少し違っているみたいなので、詳しくMOSの試験について知りたいかたはコチラから。
短期間で勉強して取得できるものですし、また、海外就職とは別に考えてもオフィス系で働くには必要となってくるスキルなのでオススメです。
ウェブ関連の仕事を視野に入れているのであれば、自身でウェブサイト、ウェブアプリを開発、運営してみる。
何らかの形で自分の力を示す実績を作っておくことが大事です。
新卒向けにはどのような求人がありますか?
現在、アジアで唯一新卒の受け入れを認めているのは「タイ」とお伝えしました。
過去ブログでは、未経験・新卒でも働けるタイの求人について詳しくまとめています。
こちらの記事を読めば、「タイで多い求人の職種」「日系企業が求めている人材像」「具体的な就職のステップ」などがわかります!
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【プロが解説】未経験・新卒でも働けるタイの求人【5選のまとめ】
そして、現在jobwireではこちらの求人で新卒受け入れが可能です。
ぜひ、ご応募ください。
<新卒可>人材コンサルタント <タイ>
【新卒可】日系コンサルティングでコーディネーター <タイ>
アジア 海外就職の選考プロセスの時間やタイミングは、日本国内向け新卒の就職活動と異なります。
通常、1ヶ月〜3ヶ月以内で書類選考から移住までのプロセスになることも多いので、新卒でアジア海外就職をご検討されている方は、卒業の3ヶ月前あたりに現地の人材紹介エージェントや、企業にコンタクトを取ると良いでしょう。
日本で経験を積んでから転職する場合と、給料に差はありますか?
一般論で言うと差はあります。
海外の日系企業では、即戦力を必要としているので、未経験の新卒だと給料の交渉も難しい傾向にあります。
最低でも、2、3年日本で経験を積んだ後の方が給料のベースも高くなるでしょう。
ただ、海外はより実力主義が強い傾向にあるので、ご自身の能力・スキルによってはキャリアアップ、給料アップも日本より図りやすいです。
目標を持ち、仕事の成果を出せばより良い条件の企業への転職も可能ですし、またアジアマーケットのエクスパートになれば、今後転職をする際に、自分の強みとしてアピールすることができるでしょう。
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