大林組は10日、タイのグループ会社のタイ大林が消費財大手サハグループ傘下の持ち株会社サハ・パタナ・インターホールディング(SPI)と共同でホテル経営を手がける新会社をタイに設立すると発表した。新会社は大林組の特定子会社となる。
新会社の仮称は「ラチャダムリ・ホスピタリティ・マネジメント」で、6月30日に設立される予定。資本金は26億バーツ(約116億円)。出資比率はタイ大林が60%で、SPIが40%となる。
大林組は新たなビジネス機会の創出に向け、タイでは不動産開発事業に取り組んでいる。大林グループは、タイの首都バンコクのラチャダムリ通りでオフィス用途を中心とした複合施設を開発する。同施設の高層部にホテルを導入することに伴い新会社を設立し、運営委託方式(MC方式)でホテル事業に参入する。
同複合施設の敷地面積は約9,804平方メートル。地上39階、地下3階建てで、延べ床面積は約11万7,650平方メートルとなる。29年度に完工予定。
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大林組は新たなビジネス機会の創出に向け、タイでは不動産開発事業に取り組んでいる。大林グループは、タイの首都バンコクのラチャダムリ通りでオフィス用途を中心とした複合施設を開発する。同施設の高層部にホテルを導入することに伴い新会社を設立し、運営委託方式(MC方式)でホテル事業に参入する。
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