日本格付研究所(JCR)は17日、フィリピンの外貨建て・ペソ建て長期発行体格付けを「Aマイナス」で据え置いたと発表した。見通しも「安定的」を維持した。
日本格付研はフィリピン経済について、堅調な内需に支えられた持続的な成長、低水準に抑制された対外債務、外貨準備の蓄積などの対外ショックに対する耐性などを評価していると説明。一方、農村開発などを通じた所得格差是正やインフラ整備を引き続き重要課題と指摘した。
マルコス政権によるインフラ事業により堅調な個人消費や固定資本形成にけん引され、中期的にも高い経済成長を維持するとみている。格付け引き上げに向けては、1人当たり所得の向上と貧困率の低下、国内雇用機会の拡大、インフラ投資の継続、各種構造改革の進展などを鍵として挙げた。
フィリピン中央銀行は18日に発表した声明で、日本格付研による最新報告をフィリピンの銀行システムの強さと安定性を裏付ける評価だとして歓迎した。
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