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ベトナム人材紹介会社HRnaviの嶋村さんに聞いたハノイの最新転職市場

HRnavi(ハノイ)嶋村さん

今、アジアでの海外就職を考えた場合に問い合わせが多いのがベトナムです。

毎月約150件の海外就職に関するご相談があるNNA jobwireですが、マレーシアとタイに次ぐ人気国です。

ベトナムというと、ホーチミンのイメージを持つ方が多いと思います。

一方、首都であるハノイは日本人からすると馴染みが薄く、ベトナムに関する就職相談のほとんどはホーチミンに関するものといった印象です。

しかし、ハノイには日系の大手企業も多く進出しており、見逃すにはあまりにもったいない都市です。NNA jobwireが2年近く前から協力関係にあるベトナムの人材紹介会社HRnaviという会社があります。

HRnaviはホーチミンとハノイにオフィスを持っています。今回は、ハノイオフィスの嶋村さんと木戸さんを訪問。ハノイの日本人向け求人に関するトレンドをうかがいました。

HRnaviのハノイオフィスにて、木戸さん(左)と嶋村さん(右)

――ベトナムというとホーチミンのイメージが強い人も多いと思いますが、ハノイの求人では業種や職種などホーチミンと違う特徴はありますか?

HRnaviでは実はハノイ求人がベトナムの中では最も多いです。当社のベトナムの日本人向け求人の約7割はハノイの求人になります。

ですので日本人の方であれば、希望に応じた選択肢が多いのが特徴です。

業種はハノイの求人はもともと日系の大手企業のものが多いのですが、加えて、小売・医療・サービス・教育機関・商社・建設など幅広い業種で増えています。政府関連機関もあります。

職種としてはITや商社などメーカーの営業から、日本人ポジションとしては貴重な事務系の仕事もチャンスがあります。

――最近のハノイの求人トレンドはどうですか?

元々ハノイは製造業を拠点にした街です。なので、製造業は元々多い土地柄です。それに加えて、製造業が増えるに従い、建設業の需要が追って増えてきた様相です。

製造業であれば工場長、建設業であればベトナム法人トップのポジションも出てきました。日本人であれ、ベトナム人であれ、マネジメント層が枯渇しているのがベトナムの現状です。日系企業としては、これまで駐在員を送って対応してきましたが、現在では現地採用やベトナム人のケースも増えています。

建設や保険など年収1,000万円くらいまでの高額求人は出てきました。

日本企業にとって、今でもベトナム進出ブームは続いています。リーマンショック以前もベトナムの市場を狙い、多くの日本企業で働く駐在員がここベトナムにやってきました。現在は、現地社員やベトナム市場に詳しい日本人に管理職ポジションを担ってほしいと考える日系企業が増えています。

また日本の人手不足で日本人の駐在員を送れない会社も増えていると聞きます。そのため、外部からの中途採用でまかないたい意向は強いです。同業での経験やマネジメント経験が必要となることは多いのですが。

――日本の人手不足がベトナムでの日本人の現地採用に影響を与えるところはありますか?

もちろん日本の人手不足がベトナムの現地採用に与える好影響はあります。

最も顕著なのは、管理職層が薄いこと。加えて若手については、多くの業種・職種でベトナムでも広くチャンスがあります。

また、ハノイもホーチミンも日本人の約10倍韓国人の方が住んでいます。日系企業が韓国企業を開拓するための人材を探す動きもあります。

――ベトナムのビザのことが知りたいです。

合法的にベトナムで働くためには一時在留許可証(テンポラリー・レジデンスカード)労働許可証が必要です。

テンポラリー・レジデンスカードは個人管理、労働許可証は会社管理となります。2年更新で継続していく形になります。書類を自分で揃える必要はありますが、労働許可証申請の代行業者がありますし、会社も手伝ってくれるため手続きについては心配しなくて大丈夫です。

よく言われる点ですが最近は東南アジア各地で労働ビザは難しくなってきています。ベトナムも例外ではありませんが、現状では高卒でも取得することは可能になっています。学歴や職歴や年齢などご自身の強みで弱みはカバーすれば良いのです。

――HRnaviのPRをお願いします!

ハノイの高層ビルにオフィスのあるHRnavi。とても便利。

約10年間運営の実績で75,000名の登録者があります。この登録者に支えられ、企業からの支持も厚く、優良で独占的な求人情報を獲得することができています。

またNNA jobwireやマイナビなど協力会社も多く、ベトナム外からも求人や人材の問合せが多いことも他社との差別化に繋がっています。ベトナム就職に興味のある方はどうぞご相談くださいね。

嶋村さん、木戸さんどうもありがとうございました!

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ベトナムというと、ホーチミンのイメージを持つ方が多いと思います。

一方、首都であるハノイは日本人からすると馴染みが薄く、ベトナムに関する就職相談のほとんどはホーチミンに関するものといった印象です。

しかし、ハノイには日系の大手企業も多く進出しており、見逃すにはあまりにもったいない都市です。NNA jobwireが2年近く前から協力関係にあるベトナムの人材紹介会社HRnaviという会社があります。

HRnaviはホーチミンとハノイにオフィスを持っています。今回は、ハノイオフィスの嶋村さんと木戸さんを訪問。ハノイの日本人向け求人に関するトレンドをうかがいました。

HRnaviのハノイオフィスにて、木戸さん(左)と嶋村さん(右)

――ベトナムというとホーチミンのイメージが強い人も多いと思いますが、ハノイの求人では業種や職種などホーチミンと違う特徴はありますか?

HRnaviでは実はハノイ求人がベトナムの中では最も多いです。当社のベトナムの日本人向け求人の約7割はハノイの求人になります。

ですので日本人の方であれば、希望に応じた選択肢が多いのが特徴です。

業種はハノイの求人はもともと日系の大手企業のものが多いのですが、加えて、小売・医療・サービス・教育機関・商社・建設など幅広い業種で増えています。政府関連機関もあります。

職種としてはITや商社などメーカーの営業から、日本人ポジションとしては貴重な事務系の仕事もチャンスがあります。

――最近のハノイの求人トレンドはどうですか?

元々ハノイは製造業を拠点にした街です。なので、製造業は元々多い土地柄です。それに加えて、製造業が増えるに従い、建設業の需要が追って増えてきた様相です。

製造業であれば工場長、建設業であればベトナム法人トップのポジションも出てきました。日本人であれ、ベトナム人であれ、マネジメント層が枯渇しているのがベトナムの現状です。日系企業としては、これまで駐在員を送って対応してきましたが、現在では現地採用やベトナム人のケースも増えています。

建設や保険など年収1,000万円くらいまでの高額求人は出てきました。

日本企業にとって、今でもベトナム進出ブームは続いています。リーマンショック以前もベトナムの市場を狙い、多くの日本企業で働く駐在員がここベトナムにやってきました。現在は、現地社員やベトナム市場に詳しい日本人に管理職ポジションを担ってほしいと考える日系企業が増えています。

また日本の人手不足で日本人の駐在員を送れない会社も増えていると聞きます。そのため、外部からの中途採用でまかないたい意向は強いです。同業での経験やマネジメント経験が必要となることは多いのですが。

――日本の人手不足がベトナムでの日本人の現地採用に影響を与えるところはありますか?

もちろん日本の人手不足がベトナムの現地採用に与える好影響はあります。

最も顕著なのは、管理職層が薄いこと。加えて若手については、多くの業種・職種でベトナムでも広くチャンスがあります。

また、ハノイもホーチミンも日本人の約10倍韓国人の方が住んでいます。日系企業が韓国企業を開拓するための人材を探す動きもあります。

――ベトナムのビザのことが知りたいです。

合法的にベトナムで働くためには一時在留許可証(テンポラリー・レジデンスカード)労働許可証が必要です。

テンポラリー・レジデンスカードは個人管理、労働許可証は会社管理となります。2年更新で継続していく形になります。書類を自分で揃える必要はありますが、労働許可証申請の代行業者がありますし、会社も手伝ってくれるため手続きについては心配しなくて大丈夫です。

よく言われる点ですが最近は東南アジア各地で労働ビザは難しくなってきています。ベトナムも例外ではありませんが、現状では高卒でも取得することは可能になっています。学歴や職歴や年齢などご自身の強みで弱みはカバーすれば良いのです。

――HRnaviのPRをお願いします!

ハノイの高層ビルにオフィスのあるHRnavi。とても便利。

約10年間運営の実績で75,000名の登録者があります。この登録者に支えられ、企業からの支持も厚く、優良で独占的な求人情報を獲得することができています。

またNNA jobwireやマイナビなど協力会社も多く、ベトナム外からも求人や人材の問合せが多いことも他社との差別化に繋がっています。ベトナム就職に興味のある方はどうぞご相談くださいね。

嶋村さん、木戸さんどうもありがとうございました!

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