フィリピンの通信大手ＰＬＤＴは12日、日本、米国、フィリピンを結ぶ大容量光海底ケーブル「ジュピター」の敷設が完工し、北部ルソン島南部ビコール地域の北カマリネス州ダエトで陸揚げ式を開催したと発表した。ＰＬＤＴにとって、17本目の国際海底ケーブルとなる。
新海底ケーブルの総延長は１万4,000キロメートルで、日本では三重県志摩市と千葉県南房総市丸山地区、米国ではカリフォルニア州ロサンゼルスにそれぞれ陸揚げ局を置く。
供用が開始されれば、国外との通信容量は現在の20テラビット毎秒（Ｔｂｐｓ）から３倍の約60Ｔｂｐｓに拡大する。クラウドサービスやフィンテック（ＩＴを活用した金融サービス）、コンテンツ配信といったデジタルサービスへの需要増大に対応する。
ＰＬＤＴはジュピターの完工により、米比間および日比間の通信容量が飛躍的に拡大すると説明。デジタル関連サービス貿易のグローバル展開が後押しされ、フィリピンのデジタル経済振興につながると強調した。

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新海底ケーブルの総延長は１万4,000キロメートルで、日本では三重県志摩市と千葉県南房総市丸山地区、米国ではカリフォルニア州ロサンゼルスにそれぞれ陸揚げ局を置く。

供用が開始されれば、国外との通信容量は現在の20テラビット毎秒（Ｔｂｐｓ）から３倍の約60Ｔｂｐｓに拡大する。クラウドサービスやフィンテック（ＩＴを活用した金融サービス）、コンテンツ配信といったデジタルサービスへの需要増大に対応する。

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