阪急阪神、首都西部の大型モール取得を完了

阪急阪神ホールディングスは18日、インドネシアの首都ジャカルタ西部にある大型商業施設「セントラルパークモール」を取得したと発表した。阪急阪神不動産の子会社ＣＰＭアセッツジャパンが、セントラルパークモールを保有するＣＰＭアセッツインドネシアの株式71.4％を９月22日付で取得。ＣＰＭアセッツインドネシアは阪急阪神ホールディングスの特定子会社となった。

ジャカルタ西部にあるセントラルパークモール（阪急阪神不動産提供）

ＣＰＭアセッツインドネシアの残りの株式（28.6％）は、セントラルパークモールを開発した地場不動産開発アグン・ポドモロ・ランドが引き続き保有する。阪急阪神不動産は、ＣＰＭアセッツジャパンを通じて、ＣＰＭアセッツインドネシアの過半数株主となる。今後、役員と社員を派遣し、モールの運営管理を主導していく。施設の価値向上と東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）における賃貸事業の基盤構築を進める。

セントラルパークモールは、西ジャカルタエリアを代表する商業施設。オフィス棟、高層住宅などの大規模複合開発エリア「ポドモロシティ」内にある。モール部分の延べ床面積は18万8,047平方メートルで、テナント数は約300。

また、阪急阪神不動産は18日、日本政府が出資する官民ファンド「海外交通・都市開発事業支援機構（ＪＯＩＮ）」がＣＰＭアセッツジャパンに出資すると発表した。これに伴い、出資比率は11月11日付で阪急阪神不動産が51％、ＪＯＩＮが49％になる予定。

セントラルパークモール取得のスキーム図（阪急阪神不動産提供）

■シノケンが助言業務で参画

投資用不動産の販売・賃貸管理などを手がけるシノケングループ（東京都港区）は同日、インドネシア法人シノケン・アセット・マネジメント・インドネシア（ＳＡＭＩ）が、セントラルパークモールのアセット・アドバイザーとして助言業務を行うと発表した。

ＳＡＭＩは、阪急阪神不動産がセントラルパークモールを取得するまで、フィナンシャル・アドバイザーとしてサポートしてきた。今後もモール運営に助言業務で参画していく。

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ＣＰＭアセッツインドネシアの残りの株式（28.6％）は、セントラルパークモールを開発した地場不動産開発アグン・ポドモロ・ランドが引き続き保有する。阪急阪神不動産は、ＣＰＭアセッツジャパンを通じて、ＣＰＭアセッツインドネシアの過半数株主となる。今後、役員と社員を派遣し、モールの運営管理を主導していく。施設の価値向上と東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）における賃貸事業の基盤構築を進める。

セントラルパークモールは、西ジャカルタエリアを代表する商業施設。オフィス棟、高層住宅などの大規模複合開発エリア「ポドモロシティ」内にある。モール部分の延べ床面積は18万8,047平方メートルで、テナント数は約300。

また、阪急阪神不動産は18日、日本政府が出資する官民ファンド「海外交通・都市開発事業支援機構（ＪＯＩＮ）」がＣＰＭアセッツジャパンに出資すると発表した。これに伴い、出資比率は11月11日付で阪急阪神不動産が51％、ＪＯＩＮが49％になる予定。

[caption id="attachment_9648" align="aligncenter" width="620"] セントラルパークモール取得のスキーム図（阪急阪神不動産提供）[/caption]

■シノケンが助言業務で参画

投資用不動産の販売・賃貸管理などを手がけるシノケングループ（東京都港区）は同日、インドネシア法人シノケン・アセット・マネジメント・インドネシア（ＳＡＭＩ）が、セントラルパークモールのアセット・アドバイザーとして助言業務を行うと発表した。

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