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シーテック開幕、台湾11社が製品PR

18日開幕したシーテックでTWISAの会員企業11社がサービスや製品をPRした=18日、千葉市(NNA撮影)

最新のITやデジタル家電の見本市「CEATEC(シーテック)2022」が18日千葉市の幕張メッセで開幕し、台湾の情報セキュリティー業界団体、台湾資訊安全協会(TWISA)の会員企業11社がサービスや製品をPRした。

雲想科技(ThinkCloud)は、電子署名のソリューション「セルフィーサイン」をPR。署名行為を映像で記録し、改ざん防止と法的拘束力の強化を図るというものだ。

担当者によると、同社は医師でもある呉右任氏が創業。そのため病院に強く、台湾では台北市北投区の台北栄民総医院をはじめ、多くの病院で採用されている。証券会社などでも実績がある。

海外では東南アジアに進出済みだが、日本はこれから。まずは販売代理店を探し、病院関連への売り込みを図りたい考えだ。

モバイル・データセキュリティーサービスを手がける関楗(Keyxentic)は、スマートトークン「KX901」や、米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」向けターミナルカードリーダー「KX905」を紹介した。同社が日本の展示会に参加するのは初めて。

KX901は、パソコンやスマートフォンに接続することで指紋による認証を可能とする。台湾ではインターネット専業銀行の連線商業銀行(LINEバンク)が採用。海外ではマレーシアの金融機関での採用実績を持つ。

KX905はiPadに接続することで、マイナンバーカードなどの各種スマートカードの読み込みが可能となる。利便性に加え、端末確認と実名認証の機能で高いセキュリティー能力を実現した。台湾では地方自治体での採用実績がある。

日本の販売代理業者は、「日本でも情報セキュリティーへの関心が高まっているが、一方で中国製品は不安という声もある」と指摘。今回の出展については「セキュリティー製品で定評のある台湾企業が一堂に会して製品を紹介できる良い機会とみて決定した」とコメントした。

18日午前に開かれたTWISAパビリオンの開会式では、TWISAのトウ睿シン理事長(トウ=さんずいに余、シン=王へんに申)があいさつ。「台湾はアジア太平洋地域の平均より4倍多くサイバー攻撃を受けている」と指摘。その中で斬新な解決策を数多く生み出してきたと紹介した。\nこのほか台湾数位発展部(デジタル発展部)部長の唐鳳(オードリー・タン)氏と台湾国家発展委員会(国発会)のキョウ明キン(キョウ=龍の下に共、キン=金が三つ)主任委員(閣僚級)がビデオメッセージを送り、日本での活動に期待を寄せた。

TWISAは2020年に設立。研究開発(R&D)やサービスの提供などを手がける業者が参加し、現在の会員企業数は約60社となっている。シーテックへは初の出展となった。

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雲想科技(ThinkCloud)は、電子署名のソリューション「セルフィーサイン」をPR。署名行為を映像で記録し、改ざん防止と法的拘束力の強化を図るというものだ。

担当者によると、同社は医師でもある呉右任氏が創業。そのため病院に強く、台湾では台北市北投区の台北栄民総医院をはじめ、多くの病院で採用されている。証券会社などでも実績がある。

海外では東南アジアに進出済みだが、日本はこれから。まずは販売代理店を探し、病院関連への売り込みを図りたい考えだ。

モバイル・データセキュリティーサービスを手がける関楗(Keyxentic)は、スマートトークン「KX901」や、米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」向けターミナルカードリーダー「KX905」を紹介した。同社が日本の展示会に参加するのは初めて。

KX901は、パソコンやスマートフォンに接続することで指紋による認証を可能とする。台湾ではインターネット専業銀行の連線商業銀行(LINEバンク)が採用。海外ではマレーシアの金融機関での採用実績を持つ。

KX905はiPadに接続することで、マイナンバーカードなどの各種スマートカードの読み込みが可能となる。利便性に加え、端末確認と実名認証の機能で高いセキュリティー能力を実現した。台湾では地方自治体での採用実績がある。

日本の販売代理業者は、「日本でも情報セキュリティーへの関心が高まっているが、一方で中国製品は不安という声もある」と指摘。今回の出展については「セキュリティー製品で定評のある台湾企業が一堂に会して製品を紹介できる良い機会とみて決定した」とコメントした。

18日午前に開かれたTWISAパビリオンの開会式では、TWISAのトウ睿シン理事長(トウ=さんずいに余、シン=王へんに申)があいさつ。「台湾はアジア太平洋地域の平均より4倍多くサイバー攻撃を受けている」と指摘。その中で斬新な解決策を数多く生み出してきたと紹介した。\nこのほか台湾数位発展部(デジタル発展部)部長の唐鳳(オードリー・タン)氏と台湾国家発展委員会(国発会)のキョウ明キン(キョウ=龍の下に共、キン=金が三つ)主任委員(閣僚級)がビデオメッセージを送り、日本での活動に期待を寄せた。

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