ミャンマー最大都市ヤンゴンの不動産市場が停滞しているもようだ。高付加価値物件などでオーナーが販売価格をつり上げている一方、購入を急ぐ人が少ないことなどが要因となっている。17日付国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが伝えた。
不動産業者のダウワイルウィン氏によると、2022年初めに１戸3,500万チャット（約214万円）で取引されていた床面積625平方フィート（約58平方メートル）の物件の価格は、同年半ばまでに3,900万チャットに引き上げられた。
こうした中で、購入者は古いアパートの改装費用などを考慮して高価格を嫌気。判断を急がないこともあり、不動産売買の取引成立が減少している。金や自動車は価格が上昇しているものの、優良な投資先として取引が続いているもよう。
同様にアパートの賃貸市場も低調。動きがあるのは低価格の寮などに限られ、ヤンゴン中心部の２階建てや平屋の物件は何年も貸し手がつかない状態だという。

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  string(1206) "ミャンマー最大都市ヤンゴンの不動産市場が停滞しているもようだ。高付加価値物件などでオーナーが販売価格をつり上げている一方、購入を急ぐ人が少ないことなどが要因となっている。17日付国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが伝えた。

不動産業者のダウワイルウィン氏によると、2022年初めに１戸3,500万チャット（約214万円）で取引されていた床面積625平方フィート（約58平方メートル）の物件の価格は、同年半ばまでに3,900万チャットに引き上げられた。

こうした中で、購入者は古いアパートの改装費用などを考慮して高価格を嫌気。判断を急がないこともあり、不動産売買の取引成立が減少している。金や自動車は価格が上昇しているものの、優良な投資先として取引が続いているもよう。

同様にアパートの賃貸市場も低調。動きがあるのは低価格の寮などに限られ、ヤンゴン中心部の２階建てや平屋の物件は何年も貸し手がつかない状態だという。"
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