カンボジアの一部州で、自国通貨リエルの流通が増えているようだ。国立銀行(中央銀行)のチア・セレイ副総裁が明らかにした。クメール・タイムズ(電子版)が6日伝えた。
自国通貨リエルの利用促進運動を展開した一部の州で、流通量が増加している。中銀は2022年、南東部コンポンチャム、北西部バッタンバン、中部コンポントム、南部カンポットの4州で、民間銀行の支援を得てリエルの使用促進運動を展開した。イベントには州政府の高官や金融機関の代表、学生などを含む多くの人々が参加したという。
セレイ氏によると、この4州では人口の少なくとも79%が、日常生活での決済の80%をリエルで行っているという調査結果が出た。また、バッタンバン州とコンポントム州の銀行を含む金融機関で22年上半期、リエル建ての営業収入と支出が17年同期からそれぞれ3.8倍と2.8倍に増加したことも明らかになった。
中銀はかねて、リエルの流通促進に取り組んでいる。
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セレイ氏によると、この4州では人口の少なくとも79%が、日常生活での決済の80%をリエルで行っているという調査結果が出た。また、バッタンバン州とコンポントム州の銀行を含む金融機関で22年上半期、リエル建ての営業収入と支出が17年同期からそれぞれ3.8倍と2.8倍に増加したことも明らかになった。
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ミャンマー・ラオス・カンボジア情報
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