南アフリカで卓球の世界選手権が開催されている裏側で、ここ北京でひょんなことから「国際試合」をすることになった。
友人と食事を終え、たまたま見つけた卓球場でピンポンに興じていると、中国の青年が「自分もやっていいか」と声をかけてきた。どうぞどうぞとラケットを渡したのが運の尽き。速くてカーブのかかった鋭い球は、数十年前に地元の児童館で遊んだ程度の腕では到底打ち返せず、コテンパンにやられてしまった。話を聞くと、大学生くらいかと思っていた青年は15歳。卓球を習ったことは一度もないといい「楽しかった」と爽やかに笑った。
なぜこんなに強いのか。北京の友人から返ってきた答えは「そりゃあ“国球”だもん。卓球台はどこにでもあるし、小さい頃から遊んでる」。今から始めても遅くはないはず。北京にいる間に一度は勝利を収めたいものだ。（佳）

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なぜこんなに強いのか。北京の友人から返ってきた答えは「そりゃあ“国球”だもん。卓球台はどこにでもあるし、小さい頃から遊んでる」。今から始めても遅くはないはず。北京にいる間に一度は勝利を収めたいものだ。（佳）"
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