こんにちは
NNAjobwire事務局です。
今回はベトナムの人材会社「HRnavi」にご協力をいただき、就活中の皆さんから日頃よくいただく質問を中心に気になるところを教えていただきました。
そもそも、どれくらいの日本人がベトナムで暮らしているかを見てみましょう。
東南アジアにおける在留邦人数:
1タイ(78,431人) 2シンガポール(32,743人) 3マレーシア(24,545人) 4ベトナム(21,819人) (2022年外務省発表資料より)
アジアでは4番目に多く、2万人あまりが在留邦人として登録しているようです。(2022年外務省発表資料より)
日本人が多いということは、それだけ日本人にとっての生活インフラが整っているということも期待できますね。
“お仕事編”と“生活編”2回に分けてお届けします。
ベトナムでの就職を目指す方たちのサポートをされている人材エージェンシーご担当者ならではの情報を教えていただきました。
今回は“お仕事編”です。
Q1 気になる“ベトナムの就労ビザ申請要件”について教えてください。(学歴など)
ベトナムでの就労には、労働許可書の申請・取得が必要となります。
労働許可書は『管理職』『専門家』『技術者』の3種類があり、申請するポジションや業務内容によって3種類のどこに該当するか変わります。
また、必要となる条件も変わる為、特に影響のある学歴と関連する職務経歴年数について整理します。
注1:技術職は一般的に資格証の提出が求められます。
注2:各証明証は発行後、公証手続き等が必要です。
注3:出向者での申請時には、上記の条件の他に親会社勤務1年以上必要です。
2023年6月時点での法規概要です。
Q2 ベトナムで働くにはどれくらいの英語力が必要ですか。また、TOEICなど資格を持っているほうが有利ですか。TOEICのスコアだとどれくらいが求められますか。
社内公用語を英語としている会社が多いですが、あくまで社内スタッフ同士の会話で必要となりますので、日常会話レベルで対応可能です。(目安:TOEIC470)
一部、お客様とも英語を使用するお仕事ではビジネスレベルが求められたり、逆に社内に通訳スタッフがいるため英語力不問のお仕事もあったりと、英語条件は企業様によって様々です。
これから英語力を高めたい方、強みの英語を使って仕事をしたい方など、それぞれの求める条件に合致する環境がベトナムのお仕事にはあります。
Q3 採用試験合格の多いお仕事は。
紹介実績のあるものは多岐に渡り、業界では建設、IT、製造、コンサル関係など、職種ですと営業から事務系、技術系等の専門職まで幅広くあります。
ご参考までに合格者の転職体験談が下記に掲載されております。
https://www.vietwork.jp/success-story/
Q4 実際のところ、どんな人が採用試験にパスしていますか。
ご自身の希望する業務やキャリアに対してお考えを強く持っていらっしゃる方です。
企業様としてもベトナムの地で一緒に働く方の転職理由や意欲が明確に伝わると安心される方が多いです。
Q5 外資系の勤務先もありますか。
はい、一部あります。
ベトナムローカル企業や、韓国系企業などでの勤務です。
即戦力となる人材を求めている場合が多く、よりグローバルな場で働きたい方におすすめです。
Q6 50代ですがベトナム勤務を希望しています。年齢制限って厳しいのでしょうか。
求人応募につきまして年齢制限はございません。
ベトナムでは、経験豊富な中堅層以上を求める求人も多いです。
理由としては、ベトナムの人口ピラミッドを見て頂くと分かるかと思いますが、歴史的な背景もあってか、若年層の20代人口割合が一番多く、30代以上は徐々にボリュームは少なっており、管理(マネージャー職)のポジションは一定数需要があります。
また、建設業や製造業における技術職のお仕事では40~60代の方が多くご活躍頂いています。
Q7 前職でどのような業界での経験があると就職に有利ですか。
応募職種によって異なるので一概に言えませんが、応募職種と同様もしくは関連のある業界経験があること、またご経歴年数や、経歴業種・職種の一貫性があると有利になります。
労働許可書の申請の際にも、関連する職務経歴年数は問われる場合が多いので、その点はご留意頂きたいです。
Q8 一般的に採用試験の流れはどんな感じですか。(面接の回数・言語など)
下記のような流れの企業様が多いです。
- 書類選考
- 一次面接
- 最終面接
参加される担当者様のご都合や、企業側のルールなどで面接回数は前後することもございます。また、一次面接後にWeb適性検査を課せる場合もあります。
言語について、業務で英語を使用する場合には、面接参加者に日本語話者以外の方(英語可なベトナム人スタッフなど)のご参加も多く、英語での会話が求められることがあります。
いかがでしたか?
次回は”生活編“をお送りいたします。
HRnavi Joint Stock Company
(エイチアールナビジョイントストックカンパニー)
HRnaviは2007年ベトナムにて法人設立、現地日系企業に特化した人材会社です。
ハノイとホーチミンに拠点を構え、創業以来15年にわたり独自に培ってきた豊富なネットワークを活かして、ベトナム就職を希望する求職者の方々を企業にご紹介してまいりました。
現在クライアント数は987 社(2023年5月末時点)で、そのうち9割以上が日系企業です。
大手企業から、中堅・中小企業まで、様々な企業様からのご依頼があります。業種についても、製造・物流・建設・ITなど幅広い業界と繋がりがございます。
2022年7月からは自社ウェブサイト「べとわーく」を開設し、求人情報やベトナム生活コラムなど、求職者へ向けた情報発信を行っています。
直近ではタイの企業と業務提携を行い、タイ勤務の求人数も増加中です。
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日本人が多いということは、それだけ日本人にとっての生活インフラが整っているということも期待できますね。
“お仕事編”と“生活編”2回に分けてお届けします。
ベトナムでの就職を目指す方たちのサポートをされている人材エージェンシーご担当者ならではの情報を教えていただきました。
今回は“お仕事編”です。
Q1 気になる“ベトナムの就労ビザ申請要件”について教えてください。(学歴など)
ベトナムでの就労には、労働許可書の申請・取得が必要となります。
労働許可書は『管理職』『専門家』『技術者』の3種類があり、申請するポジションや業務内容によって3種類のどこに該当するか変わります。
また、必要となる条件も変わる為、特に影響のある学歴と関連する職務経歴年数について整理します。
注1:技術職は一般的に資格証の提出が求められます。
注2:各証明証は発行後、公証手続き等が必要です。
注3:出向者での申請時には、上記の条件の他に親会社勤務1年以上必要です。
2023年6月時点での法規概要です。
Q2 ベトナムで働くにはどれくらいの英語力が必要ですか。また、TOEICなど資格を持っているほうが有利ですか。TOEICのスコアだとどれくらいが求められますか。
社内公用語を英語としている会社が多いですが、あくまで社内スタッフ同士の会話で必要となりますので、日常会話レベルで対応可能です。(目安:TOEIC470)
一部、お客様とも英語を使用するお仕事ではビジネスレベルが求められたり、逆に社内に通訳スタッフがいるため英語力不問のお仕事もあったりと、英語条件は企業様によって様々です。
これから英語力を高めたい方、強みの英語を使って仕事をしたい方など、それぞれの求める条件に合致する環境がベトナムのお仕事にはあります。
Q3 採用試験合格の多いお仕事は。
紹介実績のあるものは多岐に渡り、業界では建設、IT、製造、コンサル関係など、職種ですと営業から事務系、技術系等の専門職まで幅広くあります。
ご参考までに合格者の転職体験談が下記に掲載されております。
https://www.vietwork.jp/success-story/
Q4 実際のところ、どんな人が採用試験にパスしていますか。
ご自身の希望する業務やキャリアに対してお考えを強く持っていらっしゃる方です。
企業様としてもベトナムの地で一緒に働く方の転職理由や意欲が明確に伝わると安心される方が多いです。
Q5 外資系の勤務先もありますか。
はい、一部あります。
ベトナムローカル企業や、韓国系企業などでの勤務です。
即戦力となる人材を求めている場合が多く、よりグローバルな場で働きたい方におすすめです。
Q6 50代ですがベトナム勤務を希望しています。年齢制限って厳しいのでしょうか。
求人応募につきまして年齢制限はございません。
ベトナムでは、経験豊富な中堅層以上を求める求人も多いです。
理由としては、ベトナムの人口ピラミッドを見て頂くと分かるかと思いますが、歴史的な背景もあってか、若年層の20代人口割合が一番多く、30代以上は徐々にボリュームは少なっており、管理(マネージャー職)のポジションは一定数需要があります。
また、建設業や製造業における技術職のお仕事では40~60代の方が多くご活躍頂いています。
Q7 前職でどのような業界での経験があると就職に有利ですか。
応募職種によって異なるので一概に言えませんが、応募職種と同様もしくは関連のある業界経験があること、またご経歴年数や、経歴業種・職種の一貫性があると有利になります。
労働許可書の申請の際にも、関連する職務経歴年数は問われる場合が多いので、その点はご留意頂きたいです。
Q8 一般的に採用試験の流れはどんな感じですか。(面接の回数・言語など)
下記のような流れの企業様が多いです。
- 書類選考
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参加される担当者様のご都合や、企業側のルールなどで面接回数は前後することもございます。また、一次面接後にWeb適性検査を課せる場合もあります。
言語について、業務で英語を使用する場合には、面接参加者に日本語話者以外の方(英語可なベトナム人スタッフなど)のご参加も多く、英語での会話が求められることがあります。
いかがでしたか?
次回は"生活編“をお送りいたします。
HRnavi Joint Stock Company
(エイチアールナビジョイントストックカンパニー)
HRnaviは2007年ベトナムにて法人設立、現地日系企業に特化した人材会社です。
ハノイとホーチミンに拠点を構え、創業以来15年にわたり独自に培ってきた豊富なネットワークを活かして、ベトナム就職を希望する求職者の方々を企業にご紹介してまいりました。
現在クライアント数は987 社(2023年5月末時点)で、そのうち9割以上が日系企業です。
大手企業から、中堅・中小企業まで、様々な企業様からのご依頼があります。業種についても、製造・物流・建設・ITなど幅広い業界と繋がりがございます。
2022年7月からは自社ウェブサイト「べとわーく」を開設し、求人情報やベトナム生活コラムなど、求職者へ向けた情報発信を行っています。
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