韓国食品大手のCJ第一製糖は4日、地場T&Rバイオファブと3Dバイオプリンティング技術を活用した代替肉の共同開発協約を締結したと発表した。
植物性食品は健康や環境面で注目されているが、食感や栄養などの面では課題がある。そのため両社は、味や質感、見た目、栄養などの面で従来の植物性食品の限界を超える水準の代替肉を開発する計画だ。
T&Rバイオファブは3Dバイオプリンティング基盤の再生医学分野で高い技術力を保有しており、これを活用して人工組織を開発するメディテック企業。今回の代替肉の開発にも同社の技術が活用される。
■植物性食品市場は急成長へ
調査会社のブルームバーグインテリジェンスによると、植物性食品の市場規模は2020年の249億米ドル(約3兆7,000億円)から30年には1,620億米ドルに急成長する見通しだ。
CJ第一製糖は21年に植物性食品の専門ブランド「プランテーブル」を発売したほか、国内外で植物性の冷凍ギョーザ製品などを販売している。
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■植物性食品市場は急成長へ
調査会社のブルームバーグインテリジェンスによると、植物性食品の市場規模は2020年の249億米ドル(約3兆7,000億円)から30年には1,620億米ドルに急成長する見通しだ。
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