第3章 点から面へ、そして多様化の時代へ
8)「多国籍な職場」と「子育て」を両立できる
……自分らしい働き方をアジアに求めて
……みらいコンサルティングマレーシア マネージングディレクター 大久保美千代
プロフィール
みらいコンサルティングマレーシア・マネージングディレクター
大久保 美千代
佐賀県伊万里市生まれ。長崎大学経済学部卒業後、国税局に就職して法人税や国際税務を担当。2002年、マンチェスター大学大学院に留学。在学中の2003年から国連東ティモール事務所に勤務。2005年、同大学院修了(開発金融)。結婚、出産を経て、2010年、NAC国際会計グループに入り、ジャカルタ事務所を立ち上げる。2016年、みらいコンサルティングに移り、マレーシア事務所を立ち上げた。
■10年間の国税職員を経て、英国マンチェスター大学大学院へ
九州から東京、マンチェスター、東ティモール、シンガポール、パリ、ジャカルタ、クアラルンプール。大久保美千代は各地を渡り歩いてきた。しかも、国税局職員や国連職員などの異色の経歴を持つ。
大久保が求めてきたのは「多国籍な環境」だ。英国のマンチェスター大学大学院に留学して世界各国から集まってきた学生たちと接したことで、人生が大きく動き出した。
といっても、大久保は高校・大学時代から海外志向があったわけではない。むしろドメスティックな人生だった。
「海外志向のある人は高校や大学で海外留学しますよね。私はそんな意識はありませんでした。大学時代は経済学部で広い分野を勉強していました。何となく士業になりたいと思っていました」
1992年、大久保は長崎大学経済学部を卒業すると、国税局に就職した。===以下略===
■多国籍な環境で働きたくて、国連東ティモール事務所へ
■出産・育児に専念した空白の5年間
■国際会計グループのインドネシア事務所立ち上げを狙う
■東南アジアは自分らしく働ける場所
■一人だったジャカルタ事務所を35人に
■マレーシアでも事務所を立ち上げ
■自分の視野や知識を広げていけるのが海外の魅力
■子どものために転居する「孟母三遷」を地で行く
新刊書籍「アジアで挑戦&活躍する日本の会計事務所」
著者 ブレインワークス
ISBN 978-4-7782-0518-8
未開のアジアの地を選んだ9人の会計人のストーリー。 1990年代から本格化する日本企業のアジア進出の“縁の下の力持ち”を担ってきた会計事務所の 足跡を追う1冊です。 アジア進出の変遷を辿ると共に、現地での苦悩とその先に見える希望の光。 先人達の紡いだ実績を振り返りながら、これからのアジア進出の未来を考察します。 アジア進出を検討する企業はもちろん、海外へ飛び込もうとする若き会計人も必見です!
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プロフィール
みらいコンサルティングマレーシア・マネージングディレクター
大久保 美千代
佐賀県伊万里市生まれ。長崎大学経済学部卒業後、国税局に就職して法人税や国際税務を担当。2002年、マンチェスター大学大学院に留学。在学中の2003年から国連東ティモール事務所に勤務。2005年、同大学院修了(開発金融)。結婚、出産を経て、2010年、NAC国際会計グループに入り、ジャカルタ事務所を立ち上げる。2016年、みらいコンサルティングに移り、マレーシア事務所を立ち上げた。
■10年間の国税職員を経て、英国マンチェスター大学大学院へ
九州から東京、マンチェスター、東ティモール、シンガポール、パリ、ジャカルタ、クアラルンプール。大久保美千代は各地を渡り歩いてきた。しかも、国税局職員や国連職員などの異色の経歴を持つ。
大久保が求めてきたのは「多国籍な環境」だ。英国のマンチェスター大学大学院に留学して世界各国から集まってきた学生たちと接したことで、人生が大きく動き出した。
といっても、大久保は高校・大学時代から海外志向があったわけではない。むしろドメスティックな人生だった。
「海外志向のある人は高校や大学で海外留学しますよね。私はそんな意識はありませんでした。大学時代は経済学部で広い分野を勉強していました。何となく士業になりたいと思っていました」
1992年、大久保は長崎大学経済学部を卒業すると、国税局に就職した。===以下略===
■多国籍な環境で働きたくて、国連東ティモール事務所へ
■出産・育児に専念した空白の5年間
■国際会計グループのインドネシア事務所立ち上げを狙う
■東南アジアは自分らしく働ける場所
■一人だったジャカルタ事務所を35人に
■マレーシアでも事務所を立ち上げ
■自分の視野や知識を広げていけるのが海外の魅力
■子どものために転居する「孟母三遷」を地で行く
新刊書籍「アジアで挑戦&活躍する日本の会計事務所」
著者 ブレインワークス
ISBN 978-4-7782-0518-8
未開のアジアの地を選んだ9人の会計人のストーリー。 1990年代から本格化する日本企業のアジア進出の“縁の下の力持ち”を担ってきた会計事務所の 足跡を追う1冊です。 アジア進出の変遷を辿ると共に、現地での苦悩とその先に見える希望の光。 先人達の紡いだ実績を振り返りながら、これからのアジア進出の未来を考察します。 アジア進出を検討する企業はもちろん、海外へ飛び込もうとする若き会計人も必見です!"
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