インドの航空会社ビスタラは29日、地上業務従業員向けの希望退職制度（ＶＲＳ）を発表した。地場財閥タタ・グループ傘下の航空会社エア・インディアとの合併に向けた人員整理の一環。ビジネス・スタンダードなどが伝えた。
ＶＲＳの対象は勤続５年以上の常勤の地上業務従業員で、応募の締め切りは８月23日。ビスタラは、同制度を利用した従業員に一時金などを支払うほか、有給の買い取りも行うもようだ。また、来年３月末まで医療保険を負担するほか、従業員旅行制度の利用も認めるという。
ビスタラは、年内にエア・インディアに吸収合併される予定だ。両社は合併前に人員数を最適化したい考えで、エア・インディアも先に地上業務従業員向けのＶＲＳと希望離職制度（ＶＳＳ）を発表している。
30日付エコノミック・タイムズによると、ビスタラとエア・インディアの現在の従業員数はそれぞれ約6,500人、約１万8,000人となっている。

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ビスタラは、年内にエア・インディアに吸収合併される予定だ。両社は合併前に人員数を最適化したい考えで、エア・インディアも先に地上業務従業員向けのＶＲＳと希望離職制度（ＶＳＳ）を発表している。

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