格付け大手フィッチ・グループ傘下の市場調査会社ＢＭＩは７日に発表したリポートで、カンボジアの2025年の実質国内総生産（ＧＤＰ）成長率予測を6.1％から5.9％に下方修正した。
ＢＭＩの予測値はカンボジア政府予測の6.3％を下回った。24年の成長率は5.7％だったと見積もっている。
ＢＭＩは25年のカンボジア経済について、主力製品である衣料品・履物・旅行用品（ＧＦＴ）の輸出は引き続き好調だと予想。一方で、建設業は不振が続き、成長の足かせになるとみている。
カンボジア経済は15～19年に毎年平均7.1％のペースで成長したが、25年には鈍化する見通し。ただ中国本土を除く新興国市場（ＥＭ）の平均成長率予測の3.9％を上回ると見込んでいる。
トランプ米大統領による関税政策については、影響を受ける可能性があり、リスクとみている。カンボジアが対米貿易で巨額の黒字を出していることがその要因としてあげている。

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ＢＭＩの予測値はカンボジア政府予測の6.3％を下回った。24年の成長率は5.7％だったと見積もっている。

ＢＭＩは25年のカンボジア経済について、主力製品である衣料品・履物・旅行用品（ＧＦＴ）の輸出は引き続き好調だと予想。一方で、建設業は不振が続き、成長の足かせになるとみている。

カンボジア経済は15～19年に毎年平均7.1％のペースで成長したが、25年には鈍化する見通し。ただ中国本土を除く新興国市場（ＥＭ）の平均成長率予測の3.9％を上回ると見込んでいる。

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