フィリピンの大手財閥アヤラ・コーポレーション系の物流企業アヤラ・ランド・ロジスティクス・ホールディングス（ＡＬＬＨＣ）は25日、子会社を通じて地方の物流団地２カ所を取得したと発表した。既存の低温倉庫を活用し、配送の効率化を目指す。
北部ルソン地方のパンガシナン州ウルダネタの「３Ｍパンガシナン」と、中部ビサヤ地方のイロイロ州サンタバーバラの「３Ｍイロイロ」を取得した。低温倉庫の貯蔵能力は、パンガシナンがパレット7,400枚分、イロイロが3,800枚分となる。
アヤラ・ランド・ロジスティクスの低温倉庫は７カ所、貯蔵能力は３万1,500枚分に拡大した。常温倉庫の貯蔵能力は総賃貸面積にして１万5,000平方メートル増の35万5,000平方メートルとなった。

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