5月上旬の印パ軍事衝突では、ロシアと中国がそれぞれ自国の軍事装備の効力を巡って情報戦を繰り広げた。ロシアはインドに供与したS—400地対空ミサイルシステムを、中国はパキスタンに供与した戦闘機「JF—17」を賞賛。中国メディアはJF—17がS—400地対空ミサイルシステムを破壊したとも主張した。
一方、インド政府はロシア製以外の国産武器の使用を誇示し、パキスタンに対する技術的優位を強調。さらに軍事作戦は「戦術的成功」のみならず、「インドの国防自国化政策」の検証でもあったと述べた。
スウェーデンのストックホルム国際平和研究所によると、インドは2020~24年の武器輸入額でロシアからが36%を占めた。パキスタンの同期間の武器輸入額は中国からが81%で最大。4日間の印パ軍事衝突はインド、ロシア、中国にとって武器販売の宣伝機会を生み出したようだ。(虎)
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