米国のバイオ医薬品企業エルピス(Elpis)・バイオファーマシューティカルズは28日、シンガポール国立がんセンター(NCCS)とがん細胞療法で提携することで合意し、覚書を交わしたと発表した。
エルピスは「CAR—T」と呼ばれる細胞療法で知られる企業。同療法は、患者自身の免疫細胞を利用して難治性のがんを治療する。
エルピスによると、CAR—T療法は現在、特定の種類のリンパ腫や多発性骨髄腫など血液がんの治療に限って承認されている。同社とNCCSは、大腸がん、膵臓(すいぞう)がん、卵巣がんなど多様ながんの治療に向けた臨床応用に取り組む。
今回の提携では、エルピスが2つの異なる標的に結合できる「二重特異性抗体」など、臨床的に検証されたがん治療技術を国立がんセンターに供与。同センターは、臨床研究における専門知識と臨床試験インフラをエルピスに提供する。
object(WP_Post)#9819 (24) {
["ID"]=>
int(27858)
["post_author"]=>
string(1) "3"
["post_date"]=>
string(19) "2025-07-29 00:00:00"
["post_date_gmt"]=>
string(19) "2025-07-28 15:00:00"
["post_content"]=>
string(1123) "米国のバイオ医薬品企業エルピス(Elpis)・バイオファーマシューティカルズは28日、シンガポール国立がんセンター(NCCS)とがん細胞療法で提携することで合意し、覚書を交わしたと発表した。
エルピスは「CAR—T」と呼ばれる細胞療法で知られる企業。同療法は、患者自身の免疫細胞を利用して難治性のがんを治療する。
エルピスによると、CAR—T療法は現在、特定の種類のリンパ腫や多発性骨髄腫など血液がんの治療に限って承認されている。同社とNCCSは、大腸がん、膵臓(すいぞう)がん、卵巣がんなど多様ながんの治療に向けた臨床応用に取り組む。
今回の提携では、エルピスが2つの異なる標的に結合できる「二重特異性抗体」など、臨床的に検証されたがん治療技術を国立がんセンターに供与。同センターは、臨床研究における専門知識と臨床試験インフラをエルピスに提供する。"
["post_title"]=>
string(57) "国立がんセンター、米社と細胞療法で提携"
["post_excerpt"]=>
string(0) ""
["post_status"]=>
string(7) "publish"
["comment_status"]=>
string(4) "open"
["ping_status"]=>
string(4) "open"
["post_password"]=>
string(0) ""
["post_name"]=>
string(171) "%e5%9b%bd%e7%ab%8b%e3%81%8c%e3%82%93%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%80%81%e7%b1%b3%e7%a4%be%e3%81%a8%e7%b4%b0%e8%83%9e%e7%99%82%e6%b3%95%e3%81%a7%e6%8f%90%e6%90%ba"
["to_ping"]=>
string(0) ""
["pinged"]=>
string(0) ""
["post_modified"]=>
string(19) "2025-07-29 04:00:06"
["post_modified_gmt"]=>
string(19) "2025-07-28 19:00:06"
["post_content_filtered"]=>
string(0) ""
["post_parent"]=>
int(0)
["guid"]=>
string(34) "https://nnaglobalnavi.com/?p=27858"
["menu_order"]=>
int(0)
["post_type"]=>
string(4) "post"
["post_mime_type"]=>
string(0) ""
["comment_count"]=>
string(1) "0"
["filter"]=>
string(3) "raw"
}
- 国・地域別
-
シンガポール情報
- 内容別
-
ビジネス全般人事労務