ベトナムの人材紹介会社「HR navi」とのタイアップ企画。ハノイ支局マネジャー、嶋村さんが毎回ベトナムで活躍する人物をピックアップ。 インタビュー形式で紹介していきます。今回は第2弾。Tribal Media House Technology Labの佐藤さんを取材しています。ベトナム人と一緒に働く上での喜びや仕事観の違いなど、海外で働くことを考えている人におすすめしたい記事です。
Tribal Media House Technology Lab Co,. Ltd. / 佐藤 譲太郎(さとう じょうたろう)さん
氏名:佐藤 譲太郎さん (Jotaro Sato)
会社名:Tribal Media House Technology Lab Co,. Ltd.
役職:General Director
佐藤さん:よろしくお願いします!トライバルメディアハウステクノロジーラボの佐藤 譲太郎です。 ベトナム/ハノイに会社を設立して4年になりますが、日本側の仕事も兼務していて、頻繁に往復しているので、実際の滞在歴としてはまだ2年程度の新米です。
Q.佐藤さんはなぜベトナムに来ることになったのですか?
佐藤さん:約11年前に、当社の現代表を中心に、私を含めた数名の仲間とトライバルメディアハウス(日本本社)を立ち上げました。主にマーケティングのコンサルティングやプロモーションを生業にしているんですが、設立5年目あたりから自社でマーケティングシステムを開発し提供するようになりました。システムの売り上げが順調に推移する中で、エンジニア不足の壁にぶちあたりました。
同業界の仲間に人材不足の相談をしたところ、仲間内だけでもベトナムに進出している企業が結構あったんですよね。それがきっかけで2014年にハノイ、ホーチミンに視察に来て、大学生向けのイベントに参加して新卒学生を採用したりと、あれよあれよと物事が上手く進み、2015年1月に現地で会社を作っちゃいました。それが現在のTribal Media House Technology Lab Co,. Ltd.です
周囲の皆さんから「なぜ、ベトナムを選んだんですか?」ってよく聞かれるんですけど、ぶっちゃけ人の縁が決め手です。もちろん、IT人材が日本よりも豊富なこと、国策としてIT人材の教育に力を入れていること、比較的に親日であること、コスト面など条件はよかったですが、海外の進出経験もなかったですし、最終的には縁あってこその進出でした。
Q.Tribal Media House社ではどんなことをされてますか?
佐藤さん:弊社は日本企業向けにソーシャルメディア管理ツールなどのマーケティングシステムやメディアの開発を行う開発会社です。最近は、インターナルコミュニケーションツールの開発にも注力しています。
弊社では依然からインターナルコミュニケーションを円滑にする取り組みを積極的に行っているんですが、その中で上手くいった取り組みをシステム化して社外にも展開することで、はじめは微力でも“働くこと”を楽しく、ポジティブになる世の中に寄与できたらなと考えています。
皆さん笑顔が素敵すぎます!良き会社のシンボルマークですね。
Q.ベトナム人と働くことについて、佐藤さんの率直な感想は?
佐藤さん:当初進出を検討する中でベトナム人の働き方や仕事に対する考え方についていろいろな方からアドバイスをいただきました。あげるとキリがないですが、ざっくり言うと以下に集約されます。
- いろいろな要因で日本に比べて定着率が悪い(例:転職は文化である、テトで必ず退職する など)
- 言葉の違いもあるけど、文化的な背景もあってコミュニケーションが難しい
こんな事前情報をもらいながらの船出で、つまり、もともとベトナム人と働く環境についてあまり良い情報がないマイナス地点からの船出だったのが現在となっては良かったと思ってます。なぜなら眼に映るもの全てが加点されるので。時間どうりに出社するとすごい!ホウレンソウしてくれたら感動!みたいな(笑)。また、素直さやまじめに取り組む姿勢は日本と変わらないかそれ以上だと感じました。この気持ちは昔も今も変わらないですね。
もちろん、素直に謝るのが苦手だったり、ホウレンソウが苦手だったりという課題もありますが、そこは焦らずに双方ですり合わせていきたいと思ってます。
あと、アドバイスというとおこがましいですが、私自身の経験からこれまでのやり方や考え方をそのままベトナムに持ち込まないようにする「脱!日本式」の心構えは必要だと思います。
ここはベトナムです。日本式の良いところは残しつつも、ベトナムというヒトの特徴をしっかり理解し、双方のいいところを取り入れる柔軟な姿勢は、信頼関係を構築する上でもとても大切だと考えています。
*NNA jobwireブログにはインタビューの一部のみを抜粋して掲載しております。 全文はHR navi 嶋村さんのブログにてお楽しみください。
―――――
インタビュアー HR navi ハノイ支店マネジャー 嶋村 拓史(しまむら・たくじ) E-mail: takuji.shimamura@hrnavi.com Tel: 090 1828 660
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Tribal Media House Technology Lab Co,. Ltd. / 佐藤 譲太郎(さとう じょうたろう)さん
氏名:佐藤 譲太郎さん (Jotaro Sato)
会社名:Tribal Media House Technology Lab Co,. Ltd.
役職:General Director
佐藤さん:よろしくお願いします!トライバルメディアハウステクノロジーラボの佐藤 譲太郎です。 ベトナム/ハノイに会社を設立して4年になりますが、日本側の仕事も兼務していて、頻繁に往復しているので、実際の滞在歴としてはまだ2年程度の新米です。
Q.佐藤さんはなぜベトナムに来ることになったのですか?
佐藤さん:約11年前に、当社の現代表を中心に、私を含めた数名の仲間とトライバルメディアハウス(日本本社)を立ち上げました。主にマーケティングのコンサルティングやプロモーションを生業にしているんですが、設立5年目あたりから自社でマーケティングシステムを開発し提供するようになりました。システムの売り上げが順調に推移する中で、エンジニア不足の壁にぶちあたりました。
同業界の仲間に人材不足の相談をしたところ、仲間内だけでもベトナムに進出している企業が結構あったんですよね。それがきっかけで2014年にハノイ、ホーチミンに視察に来て、大学生向けのイベントに参加して新卒学生を採用したりと、あれよあれよと物事が上手く進み、2015年1月に現地で会社を作っちゃいました。それが現在のTribal Media House Technology Lab Co,. Ltd.です
周囲の皆さんから「なぜ、ベトナムを選んだんですか?」ってよく聞かれるんですけど、ぶっちゃけ人の縁が決め手です。もちろん、IT人材が日本よりも豊富なこと、国策としてIT人材の教育に力を入れていること、比較的に親日であること、コスト面など条件はよかったですが、海外の進出経験もなかったですし、最終的には縁あってこその進出でした。
Q.Tribal Media House社ではどんなことをされてますか?
佐藤さん:弊社は日本企業向けにソーシャルメディア管理ツールなどのマーケティングシステムやメディアの開発を行う開発会社です。最近は、インターナルコミュニケーションツールの開発にも注力しています。
弊社では依然からインターナルコミュニケーションを円滑にする取り組みを積極的に行っているんですが、その中で上手くいった取り組みをシステム化して社外にも展開することで、はじめは微力でも“働くこと”を楽しく、ポジティブになる世の中に寄与できたらなと考えています。
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Q.ベトナム人と働くことについて、佐藤さんの率直な感想は?
佐藤さん:当初進出を検討する中でベトナム人の働き方や仕事に対する考え方についていろいろな方からアドバイスをいただきました。あげるとキリがないですが、ざっくり言うと以下に集約されます。
- いろいろな要因で日本に比べて定着率が悪い(例:転職は文化である、テトで必ず退職する など)
- 言葉の違いもあるけど、文化的な背景もあってコミュニケーションが難しい
こんな事前情報をもらいながらの船出で、つまり、もともとベトナム人と働く環境についてあまり良い情報がないマイナス地点からの船出だったのが現在となっては良かったと思ってます。なぜなら眼に映るもの全てが加点されるので。時間どうりに出社するとすごい!ホウレンソウしてくれたら感動!みたいな(笑)。また、素直さやまじめに取り組む姿勢は日本と変わらないかそれ以上だと感じました。この気持ちは昔も今も変わらないですね。
もちろん、素直に謝るのが苦手だったり、ホウレンソウが苦手だったりという課題もありますが、そこは焦らずに双方ですり合わせていきたいと思ってます。
あと、アドバイスというとおこがましいですが、私自身の経験からこれまでのやり方や考え方をそのままベトナムに持ち込まないようにする「脱!日本式」の心構えは必要だと思います。
ここはベトナムです。日本式の良いところは残しつつも、ベトナムというヒトの特徴をしっかり理解し、双方のいいところを取り入れる柔軟な姿勢は、信頼関係を構築する上でもとても大切だと考えています。
*NNA jobwireブログにはインタビューの一部のみを抜粋して掲載しております。 全文はHR navi 嶋村さんのブログにてお楽しみください。
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