台湾国家発展委員会（国発会）は18日開いた委員会議で、台南市の南部科学園区（南科）「沙崙生態科学園区」の建設計画を承認した。
国発会によると、総事業費は約1,227億台湾元（約6,020億円）で、科学園区管理局が運営する作業基金から拠出する。
沙崙生態科学園区の総面積は約531ヘクタール。年間生産額はおよそ２兆2,437億元に上る見込み。約３万5,000人の雇用創出が見込まれている。2027年末までに都市計画区域外の土地開発に関する審議と環境影響評価（環境アセスメント）の審査を終える見通し。
同区は台湾政府が南部で科技園区の整備やインフラの強化を推進する「大南方新シリコンバレー計画」の中核拠点に位置付けられており、台湾半導体産業の競争優位性の維持にもつながるとの期待が高まっている。

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沙崙生態科学園区の総面積は約531ヘクタール。年間生産額はおよそ２兆2,437億元に上る見込み。約３万5,000人の雇用創出が見込まれている。2027年末までに都市計画区域外の土地開発に関する審議と環境影響評価（環境アセスメント）の審査を終える見通し。

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