インドのＩＴサービス大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ（ＴＣＳ）が９日発表した2025年７～９月期の連結決算は、売上高が前年同期比2.4％増の6,579億9,000万ルピー（約１兆1,329億円）、純利益が1.4％増の1,207億5,000万ルピーだった。幅広い事業部門で売り上げが伸びたことで、前期に続き増収増益を確保した。
サミル・セクサリア最高財務責任者（ＣＦＯ）は発表資料で、「７～９月期は全ての事業部門の業績が堅調に伸びた」と振り返った。
部門別の売上高は為替変動の影響を除いた実質（ＣＣ）ベースで、主力の銀行・金融・保険（ＢＦＳＩ）が前期との比較で1.1％伸び、全体をけん引した。ライフサイエンス・ヘルスケア（前期比3.4％増）と製造（同1.6％増）も、業界特有の課題を抱える中で業績が伸びた。
７～９月期の契約総額（ＴＣＶ）は100億米ドル（約１兆5,291億円）だった。

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サミル・セクサリア最高財務責任者（ＣＦＯ）は発表資料で、「７～９月期は全ての事業部門の業績が堅調に伸びた」と振り返った。

部門別の売上高は為替変動の影響を除いた実質（ＣＣ）ベースで、主力の銀行・金融・保険（ＢＦＳＩ）が前期との比較で1.1％伸び、全体をけん引した。ライフサイエンス・ヘルスケア（前期比3.4％増）と製造（同1.6％増）も、業界特有の課題を抱える中で業績が伸びた。

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