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インド駐在員のルピー建銀行口座と海外送金

インド駐在生活では、生活の基盤となる銀行口座の解説と適切な運用は欠かせません。しかし、インド特有の制度や規制を知らないことで、「突然口座が凍結された」「日本への海外送金で予想外の税金が徴収された」といったトラブルに見舞われるケースが後を絶ちません。本記事では、インド駐在員がルピー建口座を運用する際の注意点を解説します。

※本記事はGlobal JapanのYoutubeチャンネル「インド進出支援ちゃんねる」より内容を一部抜粋してご紹介します。詳細は是非、動画本編をご覧ください。

▶ 動画本編はこちら

見ないと損する!ルピー建口座を持つ日本人駐在員が絶対に知っておくべき注意点7選!【インド進出】

駐在生活の基盤となる銀行口座の初期設定における3つの盲点

インドでの駐在生活を円滑にするためには、ルピー建口座の開設が最も重要なプロセスの一つですが、初期設定や管理を誤ると、すぐに生活に支障をきたすことになります。
ここでは、3つの盲点についてご紹介します。

1.帯同家族の口座開設とOTP問題
基本的に、外国人インド駐在員は帯同家族とのジョイント口座を開設できないケースが多いです。ご家族専用の口座を開設するには、配偶者がPAN番号を取得する必要があり、これには時間がかかる可能性があります。

また、駐在員ご本人の口座のデビットカードを家族に渡す方法もありますが、支払いごとに発生するワンタイムパスワード(OTP)が駐在員の携帯電話に飛ぶため、支払いのたびにOTPを共有する必要があり非常に不便です。

最も現実的な解決策は、駐在員が口座を2つ開設し、ご本人と配偶者それぞれの携帯番号を別々に紐づけることですが、金融機関によって対応が異なるため、事前に相談が必要です。

2.FRRO(外国人登録)の有効期限切れによる口座凍結
インド駐在生活において、ビザとは別に、インドに長期滞在する外国人が登録すべき外国人専用の住民登録(FRRO/Foreigners’ Regional Registration Office)が必要です。銀行口座開設時にはこのFRRO登録の証明書を提出しますが、

ビザが有効であっても、FRRO登録の期限が切れると即日銀行口座が凍結されてしまいますので、ご自身のビザやFRRO登録の有効期限は常にチェックしておく必要があります。

3.KYC書類の定期的なアップデート義務
銀行口座の維持には、KYC(Know Your Customer、本人確認)書類の定期的な再提出が必要となります。猶予期間はあるものの、気づかずに放置していると、口座が凍結されてしまうリスクがあります。

金融機関から届く再提出依頼の連絡をチェックしつつ、対応の漏れがないように注意することが大切です。

ルピー資産の運用と海外送金規制の壁

日本人インド駐在員は、インド国内で受け取ったルピー建の給与について、手取り給与金額を上限に、日本の個人口座などへ自由に海外送金が可能です。しかし、定期預金や投資信託などで運用した資金については、当該課税年度において海外送金ができなくなるというルールが存在します。そのため、日本へ送金する可能性のある資金については、貯蓄として運用する前に、課税年度ごとに海外送金ができる上限金額を正確に把握しながら運用することを推奨します。

本編では、海外送金時の課税リスクや、帰任時の口座管理方法などについても解説しています。是非ご覧ください。

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見ないと損する!ルピー建口座を持つ日本人駐在員が絶対に知っておくべき注意点7選!【インド進出】

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※本記事はGlobal JapanのYoutubeチャンネル「インド進出支援ちゃんねる」より内容を一部抜粋してご紹介します。詳細は是非、動画本編をご覧ください。

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駐在生活の基盤となる銀行口座の初期設定における3つの盲点

インドでの駐在生活を円滑にするためには、ルピー建口座の開設が最も重要なプロセスの一つですが、初期設定や管理を誤ると、すぐに生活に支障をきたすことになります。 ここでは、3つの盲点についてご紹介します。 1.帯同家族の口座開設とOTP問題 基本的に、外国人インド駐在員は帯同家族とのジョイント口座を開設できないケースが多いです。ご家族専用の口座を開設するには、配偶者がPAN番号を取得する必要があり、これには時間がかかる可能性があります。 また、駐在員ご本人の口座のデビットカードを家族に渡す方法もありますが、支払いごとに発生するワンタイムパスワード(OTP)が駐在員の携帯電話に飛ぶため、支払いのたびにOTPを共有する必要があり非常に不便です。 最も現実的な解決策は、駐在員が口座を2つ開設し、ご本人と配偶者それぞれの携帯番号を別々に紐づけることですが、金融機関によって対応が異なるため、事前に相談が必要です。 2.FRRO(外国人登録)の有効期限切れによる口座凍結 インド駐在生活において、ビザとは別に、インドに長期滞在する外国人が登録すべき外国人専用の住民登録(FRRO/Foreigners’ Regional Registration Office)が必要です。銀行口座開設時にはこのFRRO登録の証明書を提出しますが、 ビザが有効であっても、FRRO登録の期限が切れると即日銀行口座が凍結されてしまいますので、ご自身のビザやFRRO登録の有効期限は常にチェックしておく必要があります。 3.KYC書類の定期的なアップデート義務 銀行口座の維持には、KYC(Know Your Customer、本人確認)書類の定期的な再提出が必要となります。猶予期間はあるものの、気づかずに放置していると、口座が凍結されてしまうリスクがあります。 金融機関から届く再提出依頼の連絡をチェックしつつ、対応の漏れがないように注意することが大切です。

ルピー資産の運用と海外送金規制の壁

日本人インド駐在員は、インド国内で受け取ったルピー建の給与について、手取り給与金額を上限に、日本の個人口座などへ自由に海外送金が可能です。しかし、定期預金や投資信託などで運用した資金については、当該課税年度において海外送金ができなくなるというルールが存在します。そのため、日本へ送金する可能性のある資金については、貯蓄として運用する前に、課税年度ごとに海外送金ができる上限金額を正確に把握しながら運用することを推奨します。 本編では、海外送金時の課税リスクや、帰任時の口座管理方法などについても解説しています。是非ご覧ください。 ▶ 動画本編はこちら

見ないと損する!ルピー建口座を持つ日本人駐在員が絶対に知っておくべき注意点7選!【インド進出】

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 Global Japan AAP Consulting Private Limited
グローバルジャパンエーエーピーコンサルティングプライベートリミテッド Global Japan AAP Consulting Private Limited
インド進出とインド市場展開・運用を一気通貫でサポート

弊社はインド市場に特化したコンサルティング会社として、インド進出の初期検討から本格展開・運用までを一気通貫で支援しています。会計事務所を母体に持つ強みを活かし、会社設立、経理・人事労務・法務など、現地におけるバックオフィス業務やコンプライアンス対応について幅広くサポートしています。

また、現地法人を設立せずにインドで事業を試したい企業様に向けては、「インド・トライアル進出支援サービス」を提供しています。税務・労務管理などを代行させていただくことで、最小限のコスト・リスクで、インド人材を活用した開発・市場調査等をリモートで開始できます。
現地での実行支援は、弊社の関連会社であるINDIGITAL(現地法人:INDIGILAB Private Limited)が担い、EOR(Employer of Record)モデルを活用してインド人材の雇用や管理を代行しております。

チェンナイ事務所(本社) :No.77, Chamiers Road, R.A.Puram, Chennai, Tamil Nadu, 600028
バンガロール事務所 :#267, Grey Stone, Ground Floor, 6th Cross Road, 1st Stage, Indira Nagar, Bengaluru, Karnataka, 560 038
ハイデラバード事務所 :605/A, 5th Floor, Vasavi MPM Grand, Ameerpet, Yella Reddy Guda, Hyderabad, Telangana, 500073
スリシティ事務所 :Flat No 102, 1st floor, The Abode, Park Avenue Layout, Tada Mandal, Tada, Tirupathi District, Andhra Pradesh – 524401
デリー事務所 :COWRKS, Worldmark 1, Tower A , Aerocity Delhi 110037

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株式会社INDIGITAL(現地法人 INDIGILAB Private Limited)
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インドのビジネス情報をお届けする『インド進出支援ちゃんねる』:
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