こんにちは!jobwire編集室のSenaです。
アジアの金融・貿易国際都市として栄えている香港。実際訪れてみるとわかりますが、国際力豊かでエネルギーにみち溢れている香港は本当にエネルギッシュ。この香港で一度働いて見たいと思う人も多いのではないでしょうか?
今回は香港就職を目指す人にオススメの求人サイト、香港の概要、求人の傾向など、これを読めば香港就職のイメージができるような内容をご紹介します!
香港就職を目指すならチェックすべき求人サイト5選
それでは順番に見ていきましょう。
1. NNA jobwire
アジア16カ国の求人情報と最新のアジアの経済ニュースがチェックできます。
ウェブとアプリで展開しており、簡単に求人を探せるのが特徴です。香港の案件も数多く紹介しています。そして、海外就職経験が豊富な専任スタッフがあなたの香港就職をサポートします。
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2. RGF
RECRUITの海外ブランド。幅広い職種の案件を掲載しています。
3. NAC Kingsway
香港・華南地区での経験と実績を活かして豊富な求人ときめ細やかな相談サービスが特徴です。
4. カモメアジア転職
リクルートが提供する日本人・日本語スピーカー向けのアジア求人サイトです。香港・マカオの求人を掲載しています。
5. パソナアジア
pasonaの香港オフィスです。求人情報に加え、ビザや香港の現地情報なども調べられます。
香港の基本情報
国名 | 中華人民共和国香港特別行政区(通称:香港) |
---|---|
面積 | 1,106平方キロメートル(東京都の約半分) |
人口 | 約734万人(2016) |
言語 | 広東語,英語,中国語(マンダリン)ほか |
宗教 | 仏教,道教,プロテスタント,カトリック,イスラム教,ヒンドゥー教,シーク教,ユダヤ教 |
通貨 | 香港ドル |
気候 | 熱帯性気候に属し、四季がある。夏は最高気温30度前後、冬は最低気温10度程度 |
日本との時差 | -1時間 |
参考:外務省 香港基礎データ
香港の特徴と生活環境
2007年に中国に返還され、現在中国の一部となっているわけですが、政治面・軍事面などで強い自治権を残しており、実質的には本土とは独立しているような状況にあります。
国土は東京都の約半分程度の大きさで、その30パーセントが大都市と住宅街。そして実は残りの70パーセントは国立公園や、山、ビーチなんです。大都市や摩天楼のイメージが近い香港ですが、以外にも自然豊かな国。そしてアクセスもいいのでバスやタクシーで20分も行けば、もうそこは自然の中です。
実際私も平日は仕事、週末は大自然の中でハイキングを楽しんだり、各地のビーチへ訪れたり、東京に住んでいる時よりも自然と触れ合う機会が増えました。
そして、香港の人は日本が大好き!とても親日な国なんです。
スーパーや、薬局、コンビニでは日本の商品を簡単に手に入れることができますし、日本食レストランも沢山あります。日本の味や商品に簡単にアクセスできるのも、生活がしやすい理由の一つですね。
次は、香港の住居費・物価等を見ていきましょう。
住居
香港は何と言っても家賃が高い!都内の家賃などは比較ではありません。思い返すと東京って意外に家賃は高くない国だったんだなあとしみじみ。
2017年のイギリスのビジネス雑誌 『BUINESS INSIDER UK』でも最も家賃が高い国3位に選出されています。(1位サンフランシスコ、2位ニューヨーク、東京15位)
出典:BUINESS INSIDER UK
逆に言うと、家賃を抑えることができたら、ぐっと生活は楽になります。
大体の相場をまとめて見ました。*参考にした賃貸サイトは外人用のものなのですが、ローカルの不動産屋さんに行くと掘り出し物件があるそうです。
物価:香港島(Hong Kong Island)
香港で2番目に大きな島です。経済・政治・商業の中心となるセントラル、ワンチャイ、コーズウェイベイがあります。このエリアになると、ワンルーム(10平米〜15平米)で7,000〜11,000HKD (10万〜15万)
物価:九龍(Kowloon)
「香港」と聞くとイメージされる夜景が綺麗なビクトリアハーバーや、ペニンシュラホテル等観光地が連なる地域です。九龍では、紅磡(Hung Hom)というエリアが日本人に人気ですが、こちらも20平米で14,000HKD(20万)ほどが相場です。
最近は、この価格と中心地帯の密集を避けるために、新界(ニューテリトリー)というエリアや、ディスカバリーベイという空港がある島に引っ越す人も増えてきました。中心地から少し離れると、同じくらいの値段で二倍くらいの広さのお部屋を借りることができます。違う島と言っても地下鉄が通っていますし、中心のセントラルまで電車、もしくはフェリーで30分あればついてしまいます。日本で働いている時の出勤時間と比べるとそこまで負担ではありません。
物価:新界(New Territories)
中国大陸と繋がる九龍半島の根元、中国と境界を接するエリア。
新界の相場:32平米〜で11,000〜15,000(15万〜21万)
物価:ランタオ島(Lantau Island)>香港で一番大きな島で、空港がある島。
ランタオ島に開発された住宅地域があり、そのエリアがディスカバリーベイと呼ばれています。ビーチリゾートのようなゆったりとした作りになっており、特に欧米人から人気が高いです。セントラルまで、フェリーで30分で通勤できることも移住者が多い理由です。
ディスカバリーベイの相場:45平米〜で12,000〜15,000HKD
※参考にした香港の賃貸サイト:Squarefoot.com.hk
交通・通勤
タクシー、地下鉄、バス、トラム等があり、交通のアクセスは抜群です。そして、運賃も日本のスタンダードと比べると安い!
- タクシー初乗り 24ドル(345円*2017年12月現在)
- 地下鉄 初乗り 4ドル (57円)
- バス 3ドル(43円)
- トラム 2.3ドル(33円)
タクシー以外は、オクトプスという日本のSuicaのようなカードで支払うことができるので、(コンビニやお店でもOK!)香港に来た際は、オクトプスカードを作り、携帯しておくと便利です。
食事
- ローカルレストラン:30~55HKD (450〜800円)
- 日本食レストラン:60~120HKD (900~1700円)
- マクドナルド:ビッグマック単品 17HKD (270円)
- スターバックス:カフェラテ トールサイズ 33HKD (495円)
- 缶ビール:350ml 5HKD~ (90円〜)
ローカルレストランで買ったり、wetmarketと呼ばれる屋台街で食料を購入すれば食費は安く抑えられます。反対に、スーパーはほとんどが輸入品なので基本割高です。食材によってローカルマーケットと、スーパーをうまく組み合わせて使ってみるのがオススメです。
香港の求人の傾向【求められるスキルと給料水準】
では、香港の求人の傾向を見ていきましょう。
香港は先進国で教育レベルも高く、語学に優れた香港人の仕事のレベルは高いです。(広東語、英語、北京語を使いこなしてきます。)そのような中、求められている日本人の人材は、「就業経験があり、即戦力になれる人」です。
求人の業種
ロンドン及びニューヨークに次いで、世界第3位の国際金融センターの香港。規制が少なく自由経済を特徴とすることや、中国本土へのパイプ役や、またアジア事業の拠点として多くの外資・日系企業が進出しています。
そのことから金融業、メーカー、物流、貿易企業での求人は比較的多いです。2013年には日系企業の進出も*1,376社になり、地域別では1位の数になりました。
それに伴い在留邦人の数も **26,642人(2016年10月調べ)と多く、上記の職種の他にも在住邦人に対するサービス業(教育、医療、美容、旅行、エンターテインメント等)での求人も多く見られます。
*NNA ASIA 調べ
**出所:外務省「海外在留邦人数調査統計(平成29年要約版)
募集職種の傾向
メーカー、貿易、物流では営業経験者に対する募集が多く見られます。新規開拓や、既存顧客との関係構築などを求められるのでこちらも十分な経験があればアピールポイントになるでしょう。
金融、コンサルティング、IT関連では、専門知識、資格が求められることが多いです。
求められるスキル
1. 語学
香港ではどの業種や職種にも語学は必須です。香港は英語と広東語が公用語なので、少なくてもどちらかは抑えておく必要があります。また、業界によってもよく使う言語が違うのでそちらを見ていきましょう。
- 金融業界→英語
- 物流業界・小売業→英語・広東語
- 製造業など香港の他に中国本土にも拠点がある企業→北京語
2. コミュニケーション能力
日系企業に就職したら、求められるのが、日本的なビジネスマナーやきめ細やかな対応ができるかどうかです。そして、日系でも外資でも重要になるのが、現地スタッフとのコミュニケーション力や、予想外なことが起こっても柔軟に対応できる力など、こちらも今までの経験と能力が求められます。
給料水準の目安
- セールス(営業) 15,000〜25,000香港ドル(約23万〜38万円)
- 事務・総務 15,000〜22,000香港ドル(約23万〜33.7万円)
- マネージャー 30,000〜50,000香港ドル(約46万〜76.6万円)
- エンジニア 20,000〜50,000香港ドル(約30万〜76.6万円)
なお、このあたりは企業によっても変わってきます。詳しい内容は無料相談にて受けて受けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
» 【無料相談受付中】あなたの海外就職をサポートします!
いかがだったでしょうか?香港マーケットは成熟している環境なので、求められる能力は他の国と比べて高い傾向にありますが、その分自分の能力を試したり、更なるステップアップを目指せる環境にあると思います。
国際力溢れる香港で、あなたも挑戦してみませんか?
国名 | 中華人民共和国香港特別行政区(通称:香港) |
---|---|
面積 | 1,106平方キロメートル(東京都の約半分) |
人口 | 約734万人(2016) |
言語 | 広東語,英語,中国語(マンダリン)ほか |
宗教 | 仏教,道教,プロテスタント,カトリック,イスラム教,ヒンドゥー教,シーク教,ユダヤ教 |
通貨 | 香港ドル |
気候 | 熱帯性気候に属し、四季がある。夏は最高気温30度前後、冬は最低気温10度程度 |
日本との時差 | -1時間 |
香港の特徴と生活環境
2007年に中国に返還され、現在中国の一部となっているわけですが、政治面・軍事面などで強い自治権を残しており、実質的には本土とは独立しているような状況にあります。 国土は東京都の約半分程度の大きさで、その30パーセントが大都市と住宅街。そして実は残りの70パーセントは国立公園や、山、ビーチなんです。大都市や摩天楼のイメージが近い香港ですが、以外にも自然豊かな国。そしてアクセスもいいのでバスやタクシーで20分も行けば、もうそこは自然の中です。 実際私も平日は仕事、週末は大自然の中でハイキングを楽しんだり、各地のビーチへ訪れたり、東京に住んでいる時よりも自然と触れ合う機会が増えました。 そして、香港の人は日本が大好き!とても親日な国なんです。 スーパーや、薬局、コンビニでは日本の商品を簡単に手に入れることができますし、日本食レストランも沢山あります。日本の味や商品に簡単にアクセスできるのも、生活がしやすい理由の一つですね。 次は、香港の住居費・物価等を見ていきましょう。住居
香港は何と言っても家賃が高い!都内の家賃などは比較ではありません。思い返すと東京って意外に家賃は高くない国だったんだなあとしみじみ。 2017年のイギリスのビジネス雑誌 『BUINESS INSIDER UK』でも最も家賃が高い国3位に選出されています。(1位サンフランシスコ、2位ニューヨーク、東京15位) 出典:BUINESS INSIDER UK 逆に言うと、家賃を抑えることができたら、ぐっと生活は楽になります。 大体の相場をまとめて見ました。*参考にした賃貸サイトは外人用のものなのですが、ローカルの不動産屋さんに行くと掘り出し物件があるそうです。物価:香港島(Hong Kong Island)
香港で2番目に大きな島です。経済・政治・商業の中心となるセントラル、ワンチャイ、コーズウェイベイがあります。このエリアになると、ワンルーム(10平米〜15平米)で7,000〜11,000HKD (10万〜15万)物価:九龍(Kowloon)
「香港」と聞くとイメージされる夜景が綺麗なビクトリアハーバーや、ペニンシュラホテル等観光地が連なる地域です。九龍では、紅磡(Hung Hom)というエリアが日本人に人気ですが、こちらも20平米で14,000HKD(20万)ほどが相場です。 最近は、この価格と中心地帯の密集を避けるために、新界(ニューテリトリー)というエリアや、ディスカバリーベイという空港がある島に引っ越す人も増えてきました。中心地から少し離れると、同じくらいの値段で二倍くらいの広さのお部屋を借りることができます。違う島と言っても地下鉄が通っていますし、中心のセントラルまで電車、もしくはフェリーで30分あればついてしまいます。日本で働いている時の出勤時間と比べるとそこまで負担ではありません。物価:新界(New Territories)
中国大陸と繋がる九龍半島の根元、中国と境界を接するエリア。 新界の相場:32平米〜で11,000〜15,000(15万〜21万)物価:ランタオ島(Lantau Island)>香港で一番大きな島で、空港がある島。
ランタオ島に開発された住宅地域があり、そのエリアがディスカバリーベイと呼ばれています。ビーチリゾートのようなゆったりとした作りになっており、特に欧米人から人気が高いです。セントラルまで、フェリーで30分で通勤できることも移住者が多い理由です。 ディスカバリーベイの相場:45平米〜で12,000〜15,000HKD ※参考にした香港の賃貸サイト:Squarefoot.com.hk交通・通勤
タクシー、地下鉄、バス、トラム等があり、交通のアクセスは抜群です。そして、運賃も日本のスタンダードと比べると安い!- タクシー初乗り 24ドル(345円*2017年12月現在)
- 地下鉄 初乗り 4ドル (57円)
- バス 3ドル(43円)
- トラム 2.3ドル(33円)
食事
- ローカルレストラン:30~55HKD (450〜800円)
- 日本食レストラン:60~120HKD (900~1700円)
- マクドナルド:ビッグマック単品 17HKD (270円)
- スターバックス:カフェラテ トールサイズ 33HKD (495円)
- 缶ビール:350ml 5HKD~ (90円〜)
香港の求人の傾向【求められるスキルと給料水準】
では、香港の求人の傾向を見ていきましょう。 香港は先進国で教育レベルも高く、語学に優れた香港人の仕事のレベルは高いです。(広東語、英語、北京語を使いこなしてきます。)そのような中、求められている日本人の人材は、「就業経験があり、即戦力になれる人」です。求人の業種
ロンドン及びニューヨークに次いで、世界第3位の国際金融センターの香港。規制が少なく自由経済を特徴とすることや、中国本土へのパイプ役や、またアジア事業の拠点として多くの外資・日系企業が進出しています。 そのことから金融業、メーカー、物流、貿易企業での求人は比較的多いです。2013年には日系企業の進出も*1,376社になり、地域別では1位の数になりました。 それに伴い在留邦人の数も **26,642人(2016年10月調べ)と多く、上記の職種の他にも在住邦人に対するサービス業(教育、医療、美容、旅行、エンターテインメント等)での求人も多く見られます。 *NNA ASIA 調べ **出所:外務省「海外在留邦人数調査統計(平成29年要約版)募集職種の傾向
メーカー、貿易、物流では営業経験者に対する募集が多く見られます。新規開拓や、既存顧客との関係構築などを求められるのでこちらも十分な経験があればアピールポイントになるでしょう。 金融、コンサルティング、IT関連では、専門知識、資格が求められることが多いです。求められるスキル
1. 語学 香港ではどの業種や職種にも語学は必須です。香港は英語と広東語が公用語なので、少なくてもどちらかは抑えておく必要があります。また、業界によってもよく使う言語が違うのでそちらを見ていきましょう。- 金融業界→英語
- 物流業界・小売業→英語・広東語
- 製造業など香港の他に中国本土にも拠点がある企業→北京語
- セールス(営業) 15,000〜25,000香港ドル(約23万〜38万円)
- 事務・総務 15,000〜22,000香港ドル(約23万〜33.7万円)
- マネージャー 30,000〜50,000香港ドル(約46万〜76.6万円)
- エンジニア 20,000〜50,000香港ドル(約30万〜76.6万円)
- 国・地域別
- マレーシア情報香港・マカオ情報
- 内容別
- 就職転職