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コンピューテックス今日開幕千社が出展、最新AI技術も登場

台湾最大のIT見本市「台北国際電脳展(コンピューテックス台北)」が30日、台北市南港区の南港展覧館で開幕する。26カ国・地域から参加した約1,000社が約3,000ブースを構え、人工知能(AI)などをテーマに最新の製品や技術をアピールする。開幕前日の29日には、米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン創業者兼最高経営責任者(CEO)が講演し、生成AIを活用した自社の新サービスを発表した。
コンピューテックス台北は、台湾政府系貿易振興機関の中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)と台北市電脳商業同業公会(TCA)が共催し、6月2日まで開かれる。
29日にはTAITRAなどが記者会見を開いた。黄志芳董事長は会見前の取材で、バイヤー側の参加予約数が同日時点で2万人を超え、うち海外からが1万2,000人を上回ったと明らかにした。またコンピューテックスが第1回の開催以来、コンピューター、インターネット、携帯電話、クラウド、ビッグデータ、モノのインターネット(IoT)といった科学技術の最前線を扱い、世界のハイテク産業において重要な位置を占めてきたと指摘。「AI時代の到来で、コンピューテックスの役割はますます重要になっている」とした上で、「今年のコンピューテックスはAI時代における重要なマイルストーン(節目)になる」と語った。
中央通信社によると、TCAは今年のコンピューテックスとイノベックスで最も注目を集めるテーマは生成AIだと明らかにした。
コンピューテックス台北は「ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)」「AI応用技術」「次世代通信」「ハイパーリアリティー」「サステナビリティー(持続可能性)」「イノベーションとスタートアップ」の六つを主要なテーマとする。
主な参加企業は、半導体では米エヌビディアやオランダのNXPセミコンダクターズ、日本のキオクシア、台湾の瑞イク半導体(リアルテック・セミコンダクター、イク=日の下に立)など、パソコンは華碩電脳(ASUS)や宏碁(エイサー)などとなっている。
■スタートアップイベントに400社
スタートアップによる技術などを紹介するイベント「イノベックス」も30日~6月2日の日程で、南港展覧館2館で開催。第5世代(5G)移動通信システムやAIoT(AIとIoTの結合)、医療テクノロジー、メタバース、クロスリアリティー(XR)、電気自動車(EV)、スマート・モビリティーなどに焦点を当てる。
22カ国・地域から約400社が出展。日本、フランス、ベルギー、イタリア、オランダ、ポーランド、ブラジルなどが国家館として自国の展示スペースを設ける。うちフランスは電源供給とマネジメント、コンシューマー・エレクトロニクス、情報セキュリティーなどを主なテーマとし、電池分野の大手企業に採用された小型の固体電池技術などを紹介する。オランダ館では、ブロックチェーン(分散型台帳)に関する展示を予定している。
コンピューテックスとイノベックスでは期間中、半導体やAI、クラウド、メタバース、EVに関するフォーラムなども実施。うちイノベックス関連では、31日に日本のイノベーション技術に関する発表会が開かれる。
■生成AIの新サービス発表
ジェンスン・フアン氏はゲーム開発向けの新たなAIサービス「NVIDIA Avatar Cloud Engine(ACE)for Games」を含む複数の新製品を発表。生成AIを用いた新しいゲームの開発が可能になるとアピールした。
エヌビディアによると、同サービスを使用することでカスタマイズされた音声や対話、アニメーションを構築し、ソフトウエアやゲームに展開することができる。ユーザーとゲーム内キャラクターとの音声会話などが可能になるため「ゲームへの没入感を劇的に高める可能性を秘めている」という。
フアン氏は「(同サービスにより)ゲームはユーザーによって異なるものになる。これこそが未来のゲームの形だ」と語った。
中央通信社によると、同講演はEMS(電子機器の受託製造サービス)大手の和碩聯合科技(ペガトロン)や広達電脳(クアンタ・コンピューター)、緯創資通(ウィストロン)、パソコンブランド世界大手である台湾の宏碁(エイサー)の執行長や副董事長らを含む約4,000人が聴講した。
フアン氏はこのほか、画像処理半導体(GPU)「RTX4060TI」やAIスーパーコンピューターなどの新製品を発表した。

エヌビディアのジェンスン・フアン創業者兼CEOは生成AIを活用した自社の新サービスを発表した=29日、台北(NNA撮影)
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中央通信社によると、TCAは今年のコンピューテックスとイノベックスで最も注目を集めるテーマは生成AIだと明らかにした。
コンピューテックス台北は「ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)」「AI応用技術」「次世代通信」「ハイパーリアリティー」「サステナビリティー(持続可能性)」「イノベーションとスタートアップ」の六つを主要なテーマとする。
主な参加企業は、半導体では米エヌビディアやオランダのNXPセミコンダクターズ、日本のキオクシア、台湾の瑞イク半導体(リアルテック・セミコンダクター、イク=日の下に立)など、パソコンは華碩電脳(ASUS)や宏碁(エイサー)などとなっている。
■スタートアップイベントに400社
スタートアップによる技術などを紹介するイベント「イノベックス」も30日~6月2日の日程で、南港展覧館2館で開催。第5世代(5G)移動通信システムやAIoT(AIとIoTの結合)、医療テクノロジー、メタバース、クロスリアリティー(XR)、電気自動車(EV)、スマート・モビリティーなどに焦点を当てる。
22カ国・地域から約400社が出展。日本、フランス、ベルギー、イタリア、オランダ、ポーランド、ブラジルなどが国家館として自国の展示スペースを設ける。うちフランスは電源供給とマネジメント、コンシューマー・エレクトロニクス、情報セキュリティーなどを主なテーマとし、電池分野の大手企業に採用された小型の固体電池技術などを紹介する。オランダ館では、ブロックチェーン(分散型台帳)に関する展示を予定している。
コンピューテックスとイノベックスでは期間中、半導体やAI、クラウド、メタバース、EVに関するフォーラムなども実施。うちイノベックス関連では、31日に日本のイノベーション技術に関する発表会が開かれる。
■生成AIの新サービス発表
ジェンスン・フアン氏はゲーム開発向けの新たなAIサービス「NVIDIA Avatar Cloud Engine(ACE)for Games」を含む複数の新製品を発表。生成AIを用いた新しいゲームの開発が可能になるとアピールした。
エヌビディアによると、同サービスを使用することでカスタマイズされた音声や対話、アニメーションを構築し、ソフトウエアやゲームに展開することができる。ユーザーとゲーム内キャラクターとの音声会話などが可能になるため「ゲームへの没入感を劇的に高める可能性を秘めている」という。
フアン氏は「(同サービスにより)ゲームはユーザーによって異なるものになる。これこそが未来のゲームの形だ」と語った。
中央通信社によると、同講演はEMS(電子機器の受託製造サービス)大手の和碩聯合科技(ペガトロン)や広達電脳(クアンタ・コンピューター)、緯創資通(ウィストロン)、パソコンブランド世界大手である台湾の宏碁(エイサー)の執行長や副董事長らを含む約4,000人が聴講した。
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