第2章 若き獅子たち、活躍の場をアジア各地へ (2000年~2009年)
5) 現地スタッフと粘り強く向き合い、
……ベトナム随一の日系会計事務所に
……アイ・グローカルグループ 代表 蕪木優典
プロフィール
アイ・グローカルグループ代表
蕪木 優典
1972年、千葉県柏市生まれ。1994年、慶応義塾大学経済学部卒。1996年、公認会計士二次試験合格、朝日監査法人(現あずさ監査法人)入所。1999年、アンダーセンベトナム(現KPMGベトナム)へ出向。2000年、ベトナム公認会計士登録。2003年、アイ・グローカルグループ創業。2010年、カンボジア事務所開設。2011年、カンボジア公認会計士登録。2020年、ベトナムに給与計算代行会社を設立。現在、社員数約250人、大手・上場企業を中心に1000社以上と取引をしている。
■「先生」とも「社長」とも呼ばれる仕事を目指す
アジアで起業した会計士の中でも、その国に学生時代からハマっていたというケースは珍しい。
蕪木 優典が代表を務めるアイ・グローカルは約250人のスタッフを擁するベトナム有数の会計系コンサルティングファームだ。蕪木は学生時代、10回以上、ベトナムに渡航した。以来、カンボジアに拠点を構えた以外は、ほぼベトナム一筋で歩んできた。
蕪木が公認会計士になり、ベトナムで創業したのは中高時代に「人とは違うことをやろう」と思ったのが原点だった。蕪木の祖父が医師、祖母が会社経営者だったこともあって、この二人の影響を受けた。特に祖母の「社長と呼ばれる人は、金はあるが学がないことが多く、先生と呼ばれている人は学はあっても金がないことが多い」という言葉に感銘を受け、いつの頃からか「先生」とも「社長」とも呼ばれるような職業を意識するようになった。
全国屈指の進学実績を誇る中高一貫校に通っていた蕪木は中学時代、最初は医師を目指していた。だが、周囲の優秀な同級生たちを見るにつれて、蕪木は思った。
「彼らと同じことをやっていても勝てない」===以下略===
■ベトナムにハマって渡航を繰り返す
■日本人初のベトナム公認会計士に
■上司の慰留を振り切ってハノイで独立起業
■倍々ベースで事業は急拡大
■アジア起業の最大の経営課題は「人」
■独立して最初に仕事をしたカンボジアに進出
■コロナ禍でも業績が落ちなかったワケ
■「DX」×「AI」を進めなければ取り残される
■ベトナムビジネスの可能性を信じ続けて
新刊書籍「アジアで挑戦&活躍する日本の会計事務所」
著者 ブレインワークス
ISBN 978-4-7782-0518-8
未開のアジアの地を選んだ9人の会計人のストーリー。 1990年代から本格化する日本企業のアジア進出の“縁の下の力持ち”を担ってきた会計事務所の 足跡を追う1冊です。 アジア進出の変遷を辿ると共に、現地での苦悩とその先に見える希望の光。 先人達の紡いだ実績を振り返りながら、これからのアジア進出の未来を考察します。 アジア進出を検討する企業はもちろん、海外へ飛び込もうとする若き会計人も必見です!
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プロフィール
アイ・グローカルグループ代表
蕪木 優典
1972年、千葉県柏市生まれ。1994年、慶応義塾大学経済学部卒。1996年、公認会計士二次試験合格、朝日監査法人(現あずさ監査法人)入所。1999年、アンダーセンベトナム(現KPMGベトナム)へ出向。2000年、ベトナム公認会計士登録。2003年、アイ・グローカルグループ創業。2010年、カンボジア事務所開設。2011年、カンボジア公認会計士登録。2020年、ベトナムに給与計算代行会社を設立。現在、社員数約250人、大手・上場企業を中心に1000社以上と取引をしている。
■「先生」とも「社長」とも呼ばれる仕事を目指す
アジアで起業した会計士の中でも、その国に学生時代からハマっていたというケースは珍しい。
蕪木 優典が代表を務めるアイ・グローカルは約250人のスタッフを擁するベトナム有数の会計系コンサルティングファームだ。蕪木は学生時代、10回以上、ベトナムに渡航した。以来、カンボジアに拠点を構えた以外は、ほぼベトナム一筋で歩んできた。
蕪木が公認会計士になり、ベトナムで創業したのは中高時代に「人とは違うことをやろう」と思ったのが原点だった。蕪木の祖父が医師、祖母が会社経営者だったこともあって、この二人の影響を受けた。特に祖母の「社長と呼ばれる人は、金はあるが学がないことが多く、先生と呼ばれている人は学はあっても金がないことが多い」という言葉に感銘を受け、いつの頃からか「先生」とも「社長」とも呼ばれるような職業を意識するようになった。
全国屈指の進学実績を誇る中高一貫校に通っていた蕪木は中学時代、最初は医師を目指していた。だが、周囲の優秀な同級生たちを見るにつれて、蕪木は思った。
「彼らと同じことをやっていても勝てない」===以下略===
■ベトナムにハマって渡航を繰り返す
■日本人初のベトナム公認会計士に
■上司の慰留を振り切ってハノイで独立起業
■倍々ベースで事業は急拡大
■アジア起業の最大の経営課題は「人」
■独立して最初に仕事をしたカンボジアに進出
■コロナ禍でも業績が落ちなかったワケ
■「DX」×「AI」を進めなければ取り残される
■ベトナムビジネスの可能性を信じ続けて
新刊書籍「アジアで挑戦&活躍する日本の会計事務所」
著者 ブレインワークス
ISBN 978-4-7782-0518-8
未開のアジアの地を選んだ9人の会計人のストーリー。 1990年代から本格化する日本企業のアジア進出の“縁の下の力持ち”を担ってきた会計事務所の 足跡を追う1冊です。 アジア進出の変遷を辿ると共に、現地での苦悩とその先に見える希望の光。 先人達の紡いだ実績を振り返りながら、これからのアジア進出の未来を考察します。 アジア進出を検討する企業はもちろん、海外へ飛び込もうとする若き会計人も必見です!"
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