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幼稚園・保育園を統合、12時間保育も可能に

韓国で早ければ2024年下半期から、幼稚園と保育園の統合や希望者への12時間保育などが推進される計画だ。乳幼児の教育・保育環境を改善して少子化に歯止めをかける狙いがある。
韓国教育省は6月27日、このような内容からなる「幼保統合実行計画」を発表した。これまで幼稚園は教育省、保育園は保健福祉省の所轄となっていたが、同日から幼稚園と保育園ともに教育省の所轄となった。
共働き世帯の増加を受けて、希望した場合は基本運営時間8時間に朝夕の計4時間をプラスして、0~5歳児を1日12時間預けられるようにする。まずは下半期に試験事業を行う100カ所を指定し、27年までに3,100カ所まで拡大する計画だ。25年からは土曜日や休日の保育も試験的に実施する。
教師・保育士1人が受け持つ子どもの数は先進国水準に引き下げる。0歳児クラスは1人当たり3人から2人に、3~5歳児クラスは1人当たり12人から8人に減らす方針だ。
■無償教育・保育を拡大
保護者の経済的な負担軽減に向けて、25年の5歳児クラスを皮切りに、27年までに段階的に3~5歳の無償教育・保育を拡大する。現在も無償保育は実施されているが、幼稚園の場合、月平均で15万ウォン(約1万7,500円)~50万ウォンの追加負担があった。
教育・保育の質改善に向けて、教師・保育士の研修時間を現行の年最低13時間から年60時間に段階的に拡大する。

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教師・保育士1人が受け持つ子どもの数は先進国水準に引き下げる。0歳児クラスは1人当たり3人から2人に、3~5歳児クラスは1人当たり12人から8人に減らす方針だ。
■無償教育・保育を拡大
保護者の経済的な負担軽減に向けて、25年の5歳児クラスを皮切りに、27年までに段階的に3~5歳の無償教育・保育を拡大する。現在も無償保育は実施されているが、幼稚園の場合、月平均で15万ウォン(約1万7,500円)~50万ウォンの追加負担があった。
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